口臭は何かの病気の疑いも!まずは何科を受診すればいい?
口臭を真剣に悩まれている方って結構多いと思います。
口臭には一時的なものから、慢性的なものなど様々です。その為原因というのもまた様々な要因から考えられます。
一時的なものといえば例えばニンニクを食べた後、コーヒーやアルコールを飲んだ後など、刺激の強いものや匂いが強烈なものを口にしたとき発生するようなものです。
また一時的なものとは別に、何かの病気によって臓器を悪い場合や、口内環境が整っていない可能性も考えられます。口臭に対して真剣に悩まれている方ほど、どうしたらいいのか自身で色んな情報を集めると思います。
それを読んでただ情報が多くなればなるほど何をしたらいいのかわからなくなるのではないでしょうか。



口臭に悩んでいる方は自分の臭いの質や発生場所がわかる訳ありませんので第三者のプロに原因を突き止めてもらう事が口臭除去の第一歩となります。
自己判断は更なる病気の元になりかねませんのでまずは病院を受診する事をおすすめいたします。
考えられる口臭の原因
まず、ご自身の口臭の原因がなんなのかを突き止める必要があります。口臭には2つの口臭に分けられます。生理的口臭と病的口臭と言われるものです。
生理的口臭とは
加齢、起床時、空腹時、また疲れている時などに出てくる口臭で、誰もが持っているものです。
また他にも緊張して口の中が乾いた時やホルモンのバランスに影響されて思春期や妊娠時などにも発生する口臭も生理的口臭に含まれます。
そしてもう一つが病的口臭と言われるものです。
病的口臭とは
病的口臭の中には身体的口臭と心理的口臭というものがあります。
まず、身体的口臭には歯科疾患と言われる虫歯、舌苔、腫瘍、耳鼻科疾患である悪性腫瘍や、蓄のう症、そして全身疾患の糖尿病、肝臓、腎臓の疾患などがあります。
心理的口臭には神経症性症候群と言われる自分の臭いで社会に恐怖や不安を感じるもの、また精神症性症候群と言われる自分の臭いからの妄想に苛まれるものがあります。
口臭は病気?
すべての口臭が病気というわけではありません。年齢や、時期、時間によっておきる口臭もあるので、口臭があるから病気だと関連づけるのはよくありません。
ただ病気である可能性はもちろんありますのでまず、自身の口臭が何にあたるのかを知る必要があるのです。
何科に行けば?
では、実際どこの病院、何科に行けばいいのでしょうか?
まずは口臭外来に受診することをオススメします。
口臭外来は歯科医院で診てもらえますが全ての歯科医院で対応できるわけではないので必ず確認してから行きましょう。
口臭外来でまず歯周病や虫歯の有無などを確認して原因を突き止めます。
もし違うことがわかればまた何科の病院に行けばいいのかわかりますので初めは口臭外来に行くのが一番いいと思います。
ただもし、口臭は口臭でも鼻の中が臭く感じるなど特徴的な症状が見られるのであればそれに合わせて何科か判断するのもいいと思います。
例えば鼻の中が臭いと感じる場合は蓄のう症の可能性が高いので耳鼻科に行くというのも一つです。
まとめ
口臭には様々な要因があります。生理的な口臭であれば歯磨き粉やマウスウォッシュを変えるなど対策はすぐ考えられますが病気だった場合、こんなことをしても全く効果が得られないでしょう。
口臭を何かの病気である兆候と捉えて早めに受診することをオススメします。
もしかしたら全く想像もしてなかった結果が出るかもしれないので長年口臭に悩んでいる方はまず口臭外来に行って口臭の原因を突き止めましょう。