熱中症予防におすすめ飲み物が何故麦茶なのかその6つの理由は?
夏が近づいてくると、テレビや雑誌で何がと話題になるのが熱中症です。
猛暑には熱中症で倒れる人が続出しますよね。暑いのはもう避けられません。どうしようもないことです。
特に中高年者は体温調節機能が落ちていることから、体温をコントロールする事が出来なくなり、熱中症が重症化するケースも増えています。
特に最近は年々夏が暑くなっているように思います。
そんな暑苦しい季節に熱中症にかかったら最悪ですよね。
熱中症予に実は麦茶が効果的なのはご存知ですか?
汗をかいたらスポーツドリンクの方がいいのでは?
麦茶って喉を潤す為だけのものじゃないの?
でもどうしてどこの家庭にも夏には麦茶があるのだろう?
麦茶は訳あって夏によく飲まれている?
夏の冷蔵庫の中にある定番中の定番ですが、何故麦茶が熱中症に効果があるのでしょうか。
今回は、熱中症予防に効く麦茶の効果についてお話したいと思います。
熱中症対策に麦茶が効果的な6つの理由
熱中症対策に何故麦茶が効果的なのかその理由を挙げてみましょう。
体を冷やす効果がある
麦茶は紅茶などと比べて工程に発酵させる作業がありません。
紅茶やダイエットに効果のあるプーアル茶などは体を温める効果がありますよね。
それに比べて麦茶は体を冷やす効果があるので、事前に飲めば熱中症対策になるのです。
水よりも体温を下げる実績
夏の暑い中、体が温まってから水分を補給する時に、麦茶を飲むと水よりも体の温度を2度も下げる事がわかっています。
その為、体が温まってしまった後にも効果があるのです。
利尿効果
麦茶は実は利尿効果もあります。
麦茶の中にはカリウムが含まれているのですが、このカリウムに利尿作用があり、汗と排泄の両方で体温を下げる事が分かっています。
他の飲みものと比べて糖質を抑えられる
麦茶にはもちろん糖質やカロリーはあまり含まれていません。
麦茶100mlに対してカロリーは1kcal、糖質は0.3gです。
他の飲料水と比べると大分低い数値になります。
熱中症を避ける為とは言え、カロリーや糖質を摂り過ぎるのは困りもの。そういった意味でも麦茶は最適です。
冷え過ぎ予防にも
麦茶にはGABAという成分とアルキルピラジンという成分を含んでいます。
この二つはどちらも血流改善効果や血液の流れを良くし、脳機能や肝機能にも効果があると言われています。
その為ただ体を冷やすだけではなく、その後体が冷え過ぎるのを抑える効果もあるのです。
カフェインやタンニンを含まない
麦茶にはカフェインやタンニンを含んでいません。
まず、子供から大人まで飲めるので安心です。
また、タンニンを含むコーヒーや紅茶、煎茶は貧血になりやすいとよく言われますよね。
麦茶にはその心配もないので、安全に飲む事が出来るのです。
スポーツドリンクより麦茶が適している訳とは
熱中症対策にはスポーツドリンクというイメージが強いですが、スポーツドリンクより麦茶が適していると言えます。
というのもスポーツドリンクはその名の通り、スポーツで流したものや、失ったものを補給する為のエキスパートです。
スポーツをしている人には持ってこいなのは間違いありません。
ですが、完璧に色んな成分を補給してくれる為その運動、スポーツに見合ったスポーツドリンクを選ばないと場合によっては成分の摂り過ぎになる可能性が高いのです。
例えばナトリウムや、糖質です。
激しいスポーツをするとナトリウムや糖質が不足し貧血などをおこします。
逆に言うとスポーツをしていないのに熱中症対策の為だけに飲んでしまうと、余分な成分を摂取し過ぎてしまう事になるので、麦茶の方が無難で良いのではないでしょうか。
まとめ
麦茶は自然と夏に飲むイメージが定着しているものですが、その裏にはきちんと夏に適している理由があったのです。
麦茶の原料である大麦は夏に収穫出来るものの為、長い間親しまれてきましたし、ある種の風物詩でもあります。
そんな麦茶ですが、実はかなりの万能ドリンクだった訳です。
麦茶の効能には熱中症だけでなく美容効果やアンチエイジングにも効果があると言われています。
その為、夏だけなく一年中飲んでも全然良いものなのです。
メリットだらけの麦茶で、今年はこの夏を乗り切ってみませんか。
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