中年女性が気になる閉経後の症状で出血の原因は何かの病気?

2019-01-20

閉経後、あぁやっと長年付き合ってきた生理とお別れ出来たと喜んでいたのもつかの間、いきなり出血があったら不安になりますよね。

あれ?もう生理は終わったはずなのに・・・

まだ終わっていなかったのかな?

子宮がん?

それとも何かの病気?

特に出血って思っているより人をパニックにさせます。

閉経後は様々な病気が発覚する事が多い要注意な時期に入るのですが、そんな時に現れる出血は身体からの異常を知らせるサインとなります。

そんなサインを見逃さず、早期発見することが閉経後の生活を不安のないものに変えてくれます。

今回は閉経後の出血にはどんな病気が考えられるのかをお話したいと思います。

スポンサーリンク

閉経後の出血は子宮体ガンのおそれも

子宮体ガン
閉経後に出血がある場合、疑いのある病気は子宮体ガンです。

特に少量の出血が長く続く場合は大変怪しいので婦人科に出来る限り早く診てもらう必要があります。

子宮ガンと一括りに言われる事がありますが、子宮ガンには2種類あり、一つが子宮頚がん、もう一つがその子宮体ガンです。

この2つは全く違うものとなります。子宮頚がんは子宮の筋肉の層から子宮肉腫が発生するガンで自覚症状が全くないのが特徴です。

一方で、子宮体ガンは胎児を育てる子宮の内側にある子宮内膜から発生するガンで、出血の自覚症状があるのが特徴になります。その為、閉経後に出血がある場合は子宮体ガンの疑いが高いのです。

その他にも出血を伴う場合は子宮肉腫や膣ガン、子宮内膜ポリープなど疑いのあるものはたくさんあります。

ただ閉経後の出血は誰にでも経験する可能性があり、約6割の女性が経験すると言われていますので、自分で判断はせず、出血が長くなる場合は早めに婦人科に行って診てもらいましょう

子宮体ガンとは?

ではその中でも女性が怖いと感じる病気が子宮体ガンです。

子宮体ガンってどんな病気かご存知でしょうか?

子宮体ガンを含めた子宮ガンは下腹部の痛みとしこりがあるのが特徴です。

また、初期の段階で兆候があるのも子宮体ガンの特徴です。

特に不正出血は90パーセント以上の確率で症状に現れます。

子宮体ガンは女性ホルモンの一つであるエストロゲンの刺激が長時間続く事によって発生する確率が高いと言われています。

特に閉経が遅かった方、出産の経験がない方、また肥満気味の方は発症の確率が高いです。

年齢的に更年期障害を持たれる方もいます。

更年期障害の治療にエストロゲンの補助投与がありますが、これも子宮体ガンの発症リスクを高めます。

子宮体ガンを発症する年齢は40歳代から60歳代の間によく見られます。

最近では食生活の欧米化、生活習慣の変化に伴って子宮体ガンを発症する方が多くなっているとされています。

不正出血とは?

不正出血
そして閉経後に見られる不正出血とはどういった事でしょうか。

まず不正出血とは月経以外で性器から出血がある事を言います。

不正出血は様々な病気の判断材料にもなりますので見逃さないようにしましょう。

ただ、約6割の女性が不正出血を経験しますので出血があったからと言って過度に心配せずに冷静に落ち着いて観察するようにしましょう。

不正出血の症状は様々です。鮮血や茶色いおりものが出たり、量も少量から大量の出血があることもあります。

また、期間も短い期間で終わる事もあれば長期間ダラダラ続く事もあります。

この不正出血に併せて下腹部の痛みなどもあります。

生理の症状に似ていることから分かりづらく勘違いする事も多々あります。

更年期に起きやすい症状ですが、生殖器の病気の可能性もあります。

更年期に起こる不正出血を機能性出血、一方で生殖器に不正出血が起こるものを器質性出血と言います。

機能性出血の場合は問題ありませんが、器質性出血の場合は病気にもよりますが早期発見が大切になってきますので、たかが不正出血と思わず、少しでもおかしいなと思ったら念のために医師に相談するのをお勧め致します。

男の場合性器から出血していたら即病院ですが、女性の場合は色々な原因があるので判断が難しいですね

まとめ

  • 閉経後の不正出血は子宮体ガンをまず疑え
  • しかし不正出血にはその他諸々の原因もある
  • 自己判断せずまずは病院へ

閉経後には様々なトラブル、症状が女性に襲いかかります。

特にこの時期は更年期も相まって精神的にも辛い時期になる事でしょう。

だからこそ、そんな時に落ち着いて対応出来るようこの時期に起こりうることを想定しておく事が大切です。

閉経後の出血は怖いことではありません。

体の異変を教えてくれていると思って落ち着いて病院に足を運びましょう。

また、事前に家族にお話しておくのもいいでしょう。

早めの発見がその後の人生に大きく関わってくる事もあります。

是非閉経後の考えられる症状の知識をつけておきましょう。

閉経後の症状は色々ありますのでこちらの記事も参考にしてみて下さい。

何故更年期になると色々な障害が出てくるのか真剣に考えていますか?
更年期 イライラ

このような症状に悩まされてはいませんか?

  • 体温調節が出来ない
  • 顔がほてる 
  • 体が熱い 
  • 汗が噴き出る 
  • 身体の不調

これらの症状を放置していませんか?

放置の結果もっと重篤な症状に進行する場合も!

中年期はエストロゲンが減少することで不調になります。

中年期を健やかに過ごすために大切なのはホルモンバランスです。

女性は閉経を機に大切なホルモンバランスを大きく崩してしまい様々な不調に陥るのです。

閉経後の不調とは無縁に毎日をすこやかに過ごしたいと思いませんか?

毎月300名様限定! 今すぐ高配合エクオールを取り入れるべきです。

 

スポンサーリンク