カーシェア利用時チャイルドシート面倒だけど皆どうしてる?
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カーシェアでチャイルドシートを持ち込む必要はある?
カーシェアの性格上
- 少しの移動だから
- 保育園に迎えに行くだけだから
- ちょっとだけ買い物に行くだけだから
など簡単に考えている方も多いかと思いますが、カーシェアで小さなお子さんを車に乗せて運転する場合には
必ずチャイルドシートを持ち込む必要があります。
日本におけるチャイルドシート着用規則
道路交通法第71条の3第3項 により、自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて運転してはならないと定められています。
着用義務期間
0歳から5歳まで
着用場所
後部座席推奨(助手席着用は法律上は違反に該当しませんが、安全面からは推奨されていません)
- 車両構造上、チャイルドシートを設置できない場合
- 医師の診断により、チャイルドシートの使用が困難とされる場合
- 緊急やむを得ない場合
違反した場合
1点の違反点数と反則金6,000円が科せられる
カーシェアリングサービスでチャイルドシートの種類や取り付けの違いはある?
チャイルドシートの種類
- 乳児用チャイルドシート(ベビーシート)
- 幼児用チャイルドシート
- 学童用ジュニアシート
チャイルドシートの種類は、大きく分けてこの3種類があります。
ではそれぞれのシートの特徴をお伝えします。
乳児用チャイルドシート(ベビーシート)の特徴と対象
- 新生児~1歳頃まで
- 適正身長は70cm以下
- 体重10kg~13㎏以下
- 首が座っていない
- 後ろ向きで寝かせた状態で使用する
- 製品によって異なるが、約3kg~5kg が一般的
重量に影響を与える要素として機能性や素材によって大きく変わります。
機能性の違いとしては、リクライニング機能やサンシェードなどの機能が多いほど重くなりますし、素材ではプラスチック製よりも金属製の方が重くなりますが頑丈さが違い安心感を得ることも出来ます。
幼児用チャイルドシートの特徴と対象
- 1歳~4歳頃まで
- 体重9kg~18kg
- 首が座っている
- 座った状態で使用する
- 製品によって異なりますが、約5kg~15kg が一般的
ベビーシートも結構重たいですが、この幼児用チャイルドシートが最も重く大変
乳児と違い幼児ともなると体が大きくなりますので、チャイルドシート自体も大型になります。
スポーツカーに搭載されているバケットシートのように5点式シートベルトなどで幼児の体をがっちり包み込む構造になっています。
学童用ジュニアシートの特徴と対象
- 4歳~11歳頃まで
- 体重15kg~36kg
- 身長140cm未満
- シートベルトを着用できる
- 製品によって異なりますが、約2kg~5kg が一般的
ベビーシート・幼児用チャイルドシートに比べ質素な造りになっていますので一番軽いシートになります。
チャイルドシートの取り付けの違い
チャイルドシートにはISOFIX対応と従来のシートベルト固定式があります。
ISOFIX対応
ISOFIXはアイソフィックスと読み2012年7月以降に販売されたすべての自動車にISOFIX取り付け金具の装備が義務化されました。
その為、現在のカーシェアで使用されている車種はほぼISOFIX対応と言えます。
商用車の一部は折り畳み式のシートなど荷室の使用をメインに考えられている為ISOFIX非対応の車種があります
- チャイルドシートに付いているコネクターを車の座席にあるアンカーに差し込むだけで取り付けられる為取り付けが簡単
- シートベルトを使う必要がない
- 車体にしっかりと固定されるので、衝突時の衝撃を吸収し、子供のけがを軽減するよう設計されているので安全性が高い
- コネクターがしっかりと固定されないと取り付けができないので、誤取り付けを防げる
ISOFIXチャイルドシートは、コネクターやアンカーなどの金具が使用されている為従来のシートベルト固定式チャイルドシートよりも重くなる傾向があります。
シートベルト固定式
昔はISOFIX取り付け金具は標準装備ではありませんでしたのでシートベルト固定式一択で、私の子供の時代もそうでした。
私の場合は自家用車でしたので取り外しする必要はありませんでしたが、昔の基準だったこともありチャイルドシートの取り付けがいまいち甘く、急カーブや急減速時チャイルドシートがずれたり倒れそうになったこともありました。
- ISOFIX固定式と違いグラつきやすい
- ISOFIX固定式より軽量で持ち運びやすい
- より厳しい新基準R129が2023年9月1日より移行され新商品のほとんどがISOFIX対応シートになっている
- ISOFIX固定式に比べて安全性は低い
現代のチャイルドシートは赤ちゃん・子供の安全を最優先していますので、今後ISOFIX固定式がメインでシートベルト固定式は一部という状況になっています。
自家用車であればチャイルドシートをつけっぱなしでいいのでISOFIX固定式を選べば問題ありませんが、カーシェアの場合借りたときに設置し、返却の時に取り外す必要があります。
これって結構面倒なのでカーシェア利用の場合は機動性を考慮する必要があります。
チャイルドシートを持ち歩くのは面倒?
カーシェアの場合自宅からチャイルドシートと赤ちゃんを一緒に連れ出す必要があります。
カーシェアの場所が自宅のすぐ近くならばなんとかなるかもしれませんが、遠ければ面倒というか重量的に無理な場合もあります。
R129規格ISOFIX固定式の売れ筋ランキングを見てみると多くが
15㎏位あります。
安全性や快適性や機能性に優れた商品なので当然重くなっています。
チャイルドシート15㎏+赤ちゃん5㎏=20㎏
20㎏だけでなく、その他に替えおむつやミルク諸々と自分の持ち物合わせ25㎏以上にもなります。
この重量は若いおかあさんが一度に持てる重さではありません。
ではどうすればいいのでしょうか?
旦那がいる場合
このやり方が一般的なのではないでしょうか。
では旦那が仕事などでいない場合はどうすればいいのでしょうか?
奥さん一人の場合
カーシェア利用時奥さん一人又はシングルマザーの場合頼りは自分だけですので機動性を重視しなくてはなりません。
R129規格のチャイルドシート売れ筋ランキング上位は幅広い年代で使用することが出来る多機能の為重くなってしまいます。
そこで対策としては幅広い年代で使用できるチャイルドシートを除外し軽さを重要視する必要があります。
新生児用のチャイルドシート・幼児用のチャイルドシートと年代別のシートベルト固定式チャイルドシートを用意するという事です。
こちらの新生児用のチャイルドシートは軽さがなんと2.9㎏
チャイルドシートとしてはもちろんベビーキャリーやロッキングチェアやベビーチェアとしても使えます。
2.9KGであれば赤ちゃんと一緒でも持ち運べる重さです。
こちらは旧規格のR44です
カーシェアリング会社が用意しているチャイルドシートはある?
大手カーシェア会社ではジュニアシートは全ての車両に装備されているので4歳位にもなればチャイルドシートを用意する必要はありません。
したがってカーシェアリングの場合0歳~4歳位までをカバーできれば良いという事です。
新生児用のチャイルドシート・幼児用のチャイルドシートとそれぞれ軽量であるシートベルト固定式のものを選ぶという選択肢になります。
こちらのシートベルト固定式幼児用チャイルドシートは軽さ4㎏です。
R129規格ISOFIX固定式が15㎏位ですので1/3ほどの重量です。
これならなんとか歩いて持ち運び可能ではないでしょうか。
カーシェア利用時チャイルドシート面倒だけど皆どうしてる?まとめ
- カーシェア利用時子供がいる場合必ずチャイルドシートが必要
- チャイルドシートは年代に合ったものを選ぶ
- チャイルドシート固定方法はISOFIX固定式とシートベルト固定式がある
- カーシェアは借りたとき取り付け返却の際取り外しが必要
- パートナーがいる場合は重いシートベルトでもいいが一人の場合重量を考慮
- ジュニアシートはカーシェア各社全ての車両に標準装備
本来であれば子供の安全を最優先すべきですが、カーシェアはチャイルドシートの持ち運びが必須の為チャイルドシートの機動性を十分考慮する必要があります。
チャイルドシート面倒のQ&A
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