夏バテの原因と症状をチェックし元気で健康に過ごすポイントは?
夏を迎えると誰しも気になってくるのが体調ですよね。
春や秋のように過ごしやすい気候とは言えない位暑い日が続きますので体調を崩すケースが増えるのが夏ですよね。
夏休みもあり子供と出かける事が増える方もきっと多いでしょう。
そんな夏に気をつけたいのが夏バテです。
毎年夏になると調子が悪くなる!一体どうして?
夏になると体調悪くなるのは体質?
夏になると元気が無くなるのが夏バテ?
食欲ないから水分ばかり摂っていたら余計体調悪くなった
家にいても出かけてもなってしまう可能性があるため、家族も自分も注意が必要です。
楽しくなる予定のお出かけが夏バテによって潰されてしまってはもったいないですよね。
ここで夏バテの症状をよく知り、早めの対策が取れるようにしておきましょう。
下痢・吐き気
まず、一つめに挙げられる症状として、下痢と吐き気があります。
特に下痢は多くの方が夏になると経験するのではないでしょうか?
夏バテになると胃腸の調子が悪くなる事が多くなります。
というのも、夏の高温多湿な環境で食欲をなくす人が多いことにあるからです。
食事をまともにとらなければ胃腸の調子は悪くなりますし、さらにそんな暑い環境で、冷たい物、飲み物を摂りすぎると下痢になりやすくなります。
また、暑いと大量に汗をかきますよね。
汗をかくことにより、身体が水分不足になります。その時不足しているのは水分だけではなく、塩分やミネラルも不足しています。
水だけを摂取してしまうと、腸の中のバランスが崩れ、水分を吸収しきれず下痢や吐き気となって現れてしまうのです。
胃痛
胃痛も夏バテの症状の一つです。
先程挙げた下痢同様、胃の調子が悪くなると便秘の症状も出てきます。
夏の暑さで食事量が減り、運動不足になれば便秘になる可能性が高くなります。
特に、大量に汗をかくと水分不足になり、その影響が便にも渡り、カチカチな便になってしまうのです。
胃腸は実は乾燥を好み、湿気を嫌うと漢方の世界で言われるほど、湿気の多い時期は胃が弱くなりやすいと言われています。
眠気・頭痛
次に眠気と頭痛がある場合も夏バテの症状の一つです。
夏の熱帯夜により、寝つきが悪くなる場合や、眠りが浅くなる事で十分な睡眠が取れていない事があります。
そうすると日中に眠気に襲われる事が多々あります。
睡眠は疲労回復にも大切な役割がありますが、十分な睡眠が取れない事で疲れがとれず、夏バテになりやすい身体を作ってしまいがちです。
また、屋外とクーラーがガンガンに効いた屋内の行き来を繰り返すと、身体はストレスを覚えていきます。
そのストレスが自律神経の働きを狂わせることになります。
また、暑さにより熱が身体に溜まりやすくなります。
この熱は汗をかく事で上手く放出するのですが、これが上手くいかないと身体が高温状態になり、頭痛を引き起こします。
また、水分不足も実は頭痛を引き起こす原因になりますので注意が必要になります。
めまい
そして最後にめまいの症状も夏バテの症状の一つになります。
めまいが起こる理由は、椎骨脳底動脈の血流の滞りにあります。
夏バテによる栄養不足や睡眠不足により血流が滞り、めまいを引き起こします。
さらに夏には台風もやってきます。台風による気圧の変動により、脳から全身に通う中枢神経が上手く働かず血流が滞りやすくなるというのもめまいを引き起こす原因となり得ます。
めまいは癖になりやすく、何度も繰り返していると発症頻度も高くなるので注意が必要です。
十分な睡眠とバランス良く栄養化の高い食事が不可欠になります。
まとめ
夏バテの症状はとても熱中症に似ています。
その為、夏バテだと思っていたら熱中症だったという事もあります。
熱中症の場合は命に関わる事もあるので、これらの症状があり、ゆっくり身体を休めても治らない、改善されない、意識がない場合などは病院で診察を受ける事をお勧め致します。
どちらにしても、起きる原因はほぼ同じです。
脱水症状であったり、暑さによる熱を身体から上手く放出出来ないといった事がほとんどです。
また、暑いからといって食事を疎かにしてはいけません。
暑いからこそ、バランスの良い食事に十分な睡眠が必要になってくるのです。
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