かかとひび割れケアで間違ったクリームの塗り方と正しい塗り方
かかとのひび割れにはクリームを塗って対策している方もきっと多いと思います。
でも知っていましたか?
ただひたすら塗るだけではダメなんです!
実はこのクリームを塗るにも効果的で正しい塗り方があるのです。
塗ればいいわけではないの?
塗り方にコツがある?
時間が無いから適当に塗っていたけど・・・ダメなの?
結局塗っているのだから同じ事なのでは?
など思ってしまいますよね。
間違った塗り方を続けているとせっかくケアをしていても全て無駄になってしまいます。
私はちゃんとかかとのケアをしているという方も、その塗り方は自己流になっていませんか?
今一度かかとのクリームの塗り方をおさらいしておきましょう。
間違ったクリームの塗り方
まず皆さんはどのようなクリームの塗り方をしていますか?
クリームの塗り方は色々あると思います。
とりあえず擦るように塗っている方もいるでしょう。
また手の中で温めてクリームを塗る温め塗り。
大量にかかとにクリームを塗ったくるべったり塗り。
刷り込んで馴染ませる刷り込み塗りと色々あります。
これらは肌に馴染みやすくなると言われていますよね。
特にかかとにクリームを塗る場合はこれではあまり効果が出ません。
クリームを塗る上で陥りやすい間違いをいくつか挙げてみました。
塗る時間
まず、陥りやすい間違いの1つに時間があります。
かかとのケアをする時にやりがちなのが、お風呂上がりにバスタオルでしっかり拭いた後、または夜寝る前に行っているという事です。
もちろんその時間に塗ってはいけないと言うわけではありません。
なかなか忙しくかかとのケアにそこまで時間がとれないなどと色々事情があると思います。
ここで問題なのは一番効果的な時間を逃しているという事です。
乾燥しているものにクリームを塗るのですからやっぱり潤いがある時にクリームを塗ることが必要不可欠です。
その為、お風呂から上がってゆっくりしてからでは遅いのです。また寝る前も同様です。
バスタオルで擦る
これも先の塗る時間と少し関連するお話ですが、ほとんどの方がお風呂上がりにクリームを塗っているとおもいます。
その時にバスタオルでゴシゴシかかとを拭いていませんか?
かかとだけではありません。
肌はやはり刺激に弱いものです。
水分を取るだけではなく、刺激まで与え余計悪化させているのです。
成分を把握していない
クリームによっては含んでいる成分が違います。
かかと専用のクリームを使用している場合は問題ありませんが、保湿効果が高いからとボディクリームや、マルチなクリームを使う方も多いようです。
その中でも、例えば尿素が含まれているクリーム。
保湿力は最高です。
かかとがカサカサしている時に使うのはいいですが、もしひび割れや炎症を起こしている場合は尿素系のクリームを塗ると刺激が強い為かなり痛みます。
また健康的な肌には肌のバリア機能を低下させてしまうので乾燥している時にしか使えません。
このように成分によって向き不向きがあるので事前に調べておきましょう。
クリームを浸透させていない
温め塗りやべったり塗り、またよくやりがちな手にとってくるくるクリームを塗るやり方は肌にクリームを浸透させているとは言えません。
ただカバーしている事になるので皮膚のトラブルにもなりかねませんし、あまり意味がありません。
正しいクリームの塗り方
では、どんな塗り方が正しく効果があるのでしょうか。
塗る時間とタイミング
やはり乾燥していないお風呂上がりに塗るのがベストですが、ここでポイントなのが水分を残すということです。
軽く押さえる、もしくは軽く足を振って水気を切ったらクリームを塗ってしまっても大丈夫です。
お風呂から上がった後は蒸気の効果もあり保湿効果があります。
お風呂から上がると肌はすぐに乾燥してしまいます。
最低でもお風呂から上がった後は15分以内にはクリームを塗りましょう。
化粧水を使う
顔と同様で、クリームの前に化粧水で潤すと更に効果があります。
クリームによっては肌に浸透しにくいものもありますので、先に化粧水で水分を与えてからクリームを塗って水分を逃がさないようにしましょう。
クリームは塗ったくらない
間違ったクリームの塗り方でお話しましたが、クリームを塗る理由は1つ、乾燥対策ですよね。
保湿出来なければ意味がありません。
特にかかとはより乾燥するところです。
もしひび割れが始まっているのなら尚更塗り方は工夫する必要があります。
そこでおすすめなのが溝に沿って塗るという事です。
溝に沿って塗るとそこからクリームが中に浸透しやすくなります。
そしてそのあと、またクリームを手にとり、全体に伸ばして馴染ませて下さい。
こうすることで乾燥した肌に効率よく保湿効果を与える事ができます。
まとめ
- かかとケアでクリームは塗れば良いというものではない
- 風呂上りに乾燥する前にすぐ塗る
- バスタオルや足ふきでゴシゴシ擦らない
- クリームを塗る前に化粧水で浸透力アップ
- クリームはかかとの溝に沿って塗る
かかとケアをしていたという方もご自身のケア方法を見返してどうだったでしょうか。
クリームはただ塗ればいいというわけでもないのだなと感じて頂けたと思います。
仕事でもそうですが、やったから良いと言うわけではないのです。
やるからにはきちんと成果を上げなくては意味が無いのです。
肌も同じでいつものケアを少し改善するだけで大分肌の状態も変わります。
是非今日のお風呂の後から始めてみませんか。