夏の暑い時期めまいが続くのは熱中症のおそれ有り!
最近めまいに悩まされており、原因が分からず困っている方はいませんか?
立ち上がるとくらくらする・・
暑いから?
貧血なのかな?
急に視界が真っ暗に・・
めまいが起きると大抵は立ちくらみかな、と思ったり、貧血気味なのかもしれないと疑う人が多いと思います。
よく考えて最近暑い日が続いていませんか?
また、水分補給を怠っていませんか?
そのめまいはもしかしたら熱中症かもしれません。
めまいだけの症状だとついついないがしろにしてしまいがちです。
今回はその熱中症のめまいについてお話をしたいと思います。
暑い時期めまいが続く時は熱中症の疑い
暑い時期、立ちくらみや目眩が続く経験はありませんか。
暑いし、夏バテかなとか調子悪かったかなと思うかもしれませんが、それは熱中症かもしれません。
熱中症の症状はいくつかあります。
症状によって緊急さは変わりますが、顔が赤い、筋肉の痙攣、皮膚が熱い、汗をかいていない、嘔吐、意識がない、そしてめまいが熱中症の症状として挙げられます。
熱中症のめまいの種類
さて、実はめまいにはいくつか種類があるのはご存知でしたか?
めまいと言うと突然ふらっとくるもののイメージがあると思いますが、このふらっにもいくつか種類があるのです。
そして大きく分けて3つに分けられます。
回転性めまい
これはその名の通り、くるくると回るようなめまいになります。
目が回るような感覚や天井が回っているような感覚になるのが特徴です。
これはいわゆる三半規管の問題が多く、内耳と視覚と筋肉でバランスを保っている平衡機能に異常が出る事で起こります。
また、この回転性めまいには難聴や耳鳴りを伴うことがあり、突発性難聴やメニエール病によく見られます。
浮遊性めまい、動揺性めまい
この2つのめまいはほぼ同じになりますが、前者は身体がフワフワ浮いているようなめまい、後者は身体がゆらゆら揺れているように感じるめまいを持つのが特徴です。
車酔いにも似ています。
この2つのめまいは脳に原因があると考えられます。
脳梗塞、脳腫瘍、脳血栓など、脳血管障害を起こすことが特徴です。
これは鬱病や高血圧が原因と言われています。
失神性発作
いわゆるブラックアウトと呼ばれるもので、目の前が真っ暗になるような症状が特徴です。
また、スーッと血の気の引くような感覚も見られます。
立ちくらみって一度は誰でも経験すると思いますが、この立ちくらみもこの失神性発作の症状です。
不静脈や起立性調節障害はこれにあたります。
熱中症で起こるめまいはこの失神性発作にあたります。
この症状を熱失神というのですが、一時的な失神や立ちくらみが症状として現れます。
めまいと吐き気が続く時も熱中症のおそれ
そして熱中症を発症した場合、一時的な物と思われがちですが、これは違います。
熱中症は日光に当たりすぎて突然起こるというようなイメージが強いかもしれません。
ですが高温多湿であればどこでも起こり得ますので、夏場だけでなく冬でも可能性はあります。
そしてそういった場合、急激に症状が出るというよりはゆっくり積み重なって熱中症になることもあるのです。
特に頭痛、体のだるさ、めまい、吐き気がなかなか治らないなと感じている人は熱中症の疑いがあります。
熱中症のめまいの対処・処置法
では、実際熱中症のめまいが起きたらどういう対処が必要でしょうか。
一時的な失神やめまいの場合は、クーラーの効いた涼しい部屋に移動し、衣服をゆるめ、身体を冷やして水分補給をすればある程度は治ります。
そのため、こまめに水分補給をして塩分や水分が不足しないように心がける事が大事です。
そして意識がないめまい、失神がある場合や、なかなか回復されない場合ら早急に病院に向かいましょう。
まとめ
たかがめまいと思っていませんでしたか?
たかがめまいでも、されどめまいなのです。
めまいには色々な症状があり、その症状によって身体のどの部分に問題があるのかが分かります。
と言ってもめまいの判断は難しいと言われています。
暑い日が続いて、もしくは高温多湿な場所にいることが多い場合にめまいが起きたらまず、熱中症を疑うようにしましょう。
そして、もしその症状が出ている場合は落ち着いて対処するようにしましょう。
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