カメムシ駆除にペットボトルキャッチャーより簡単手軽な武器はハエ叩き
洗濯物を取りこんだ後などに予告無く現れるカメムシにうんざりすることはありませんか?
カメムシは小ぶりで恐怖まではならないものの現れると不快ですよね。
また何よりカメムシは刺激すると臭いを放つのが特徴。




このカメムシを駆除する方法を知りたい人も多いはずです。
なにしろ間違って潰したときのあの臭いは半端ないクサさですよね。
そこで巷ではカメムシ退治にカメムシキャッチャーなるものが効果的で良いよ!
と言われていますが本当にいいのでしょうか?
実はそんな大げさなものでなくて、もっと原始的な究極ウェポンがあるのでご紹介します
カメムシの嫌な所1、潰すと臭い
クサイ!臭い!!クッサー!!!
気づいた時には足で踏んづけていたり、間違って椅子に座るときに潰してしまったり臭いニオイでカメムシの存在を認識してしまいます。
もちろん潰せばクサいのはわかっているのでわざと潰したりすることはないのですが、カメムシはあの平たいボディーで相当狭い隙間でも簡単に入り込んでしまう昆虫なのです。
中でも最悪なのが密閉された空間でカメムシをつぶしてしまった時は頭がくらくらする程のクサさです。
皆さんも経験があると思いますが、車に侵入されると最悪です。
車には結構隙間がありますので、昆虫忍者のカメムシはたやすく車に侵入出来てしまいます。
そのくさい忍者がダッシュボード内のエアコン吹き出し穴に侵入されるともうアウト!ですね。
臭いニオイが車内に充満し失神寸前に!!
危険です。
カメムシの嫌いな所2、何故かカメムシはゴキブリと一緒で人に向かって飛んでくる
カメムシに不快を感じる人がその理由としてよく挙げるのが人に向かって飛んでくるという事です。
人に向かって飛んでくるというとゴキブリを思い浮かべるかもしれませんが、そのせいもあってかゴキブリの次に忌み嫌われているのがカメムシです。
実は虫には、光に集まってくるといい習性があります。
これを「正の走行性」というのですが、ほとんどの昆虫にはこの「正の走行性」を持ち、反対に光を避けて飛ぶのを「負の走行性」と呼びます。
日中の外であれば光は太陽光などになるため虫は平行に飛ぶことが出来ます。
ですが夜間や室内になると光は蛍光灯などから発する近い光になります。
虫は光に向かっているのではなく、光を指針として平行に飛ぶのを保つのですが、蛍光灯のような光は放射線上に広がるのでこの光のまわりを回って最終的に光にたどり着いてしまうため、私達の目には光に集まっているように見えるのです。
人に向かって飛んでくる場合は、この放射線上に人がいた場合、もしくは、光を発するような何かを持っていた場合、携帯電話や懐中電灯なんかも該当するでしょう。
何にしても虫から近寄ってくるのはやっぱり嫌ですよね。
カメムシ除去にペットボトルキャッチャーが効果的?
そんなカメムシ除去に効果があると言われているのがペットボトルキャッチャーです。
特にカメムシに触りたくない、部屋の中では出来る限り殺虫剤や殺虫スプレーは使いたくないという方におすすめです。
これは簡単に作れますので是非試して頂きたいものの一つなので紹介致します。
材料
・空の四角いペットボトル(大きめ) 1つ
・中性洗剤(シャンプーなどでもOK、匂いが強いほど良い) 100ml
・ガムテープ
・カッターやはさみ
1. ペットボトルの蓋を開けておきます。そしてペットボトルの上部を切り取ります。
2. 下部のペットボトル容器に、用意した中性洗剤を入れます。
3. 切り取った上部のペットボトルのパーツを反転させ(飲み口が下になるように)下部のペットボトル容器にはめ込みます。
4. 上部と下部のペットボトル容器が外れないようにガムテープで固定します。これで完成です。
このペットボトルキャッチャーを使い、壁にいるカメムシを下からスライドさせて落としても良し、箸や紙などに乗せて、ペットボトルキャッチャーに入れても良しです。
中の中性洗剤がカメムシを殺してくれます。また臭いを放っても、この洗剤が臭いを消してくれるので安心です。
でもカメムシ相手にそんな大げさなもの作る人って本当にいるか??
確かに臭いもシャットアウト出来るし、触りたくない人には効果有るかと思いますが・・・・
でも実際にカメムシ相手にこんな大げさな装置作る人っているのでしょうか?
私の職場は緑に囲まれ過ぎた山にありますので、秋を過ぎると毎年どこからかカメムシが大量に集まってきます。
ガラスには大量のカメムシ
蛍光管にまとわりつくカメムシ
何故かトイレにも多くいるカメムシ
しかしカメムシは自然に囲まれた地域に多くいる反面、私の自宅がある住宅街ではその姿を全く見ません。
したがってカメムシキャッチャーを作るべき人は自然豊かな田舎住まいの方であって、都会住まいの方はそんな大げさなものは必要ないと言う事です。
ペットボトルキャッチャーを作るのが面倒という方、また、なかに溜まったカメムシを見るのが嫌という方、その後のペットボトルの捨て方が面倒くさいという方は昔ながらのハエたたきで対処する事をオススメします。
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ハエたたきは持っている方も多いでしょうし、買っても100均で手に入ります。
ご存知の通り、ハエたたきは持ち手の部分が長く作られているのでカメムシとの接近戦は避けたいという方にはおすすめです。
叩くのではなく歩いている方向で待ち伏せして乗せる
ハエたたきを使う時に気をつけたいのが決して叩いてはいけないという事です。
まず、叩くとカメムシの特徴である強烈な臭いを浴びることになります。
この場合、叩くのではなく叩く部分にカメムシを乗せて窓や玄関などから自然に帰す方法になります。
ポイントは後ろからすくわない事です。
後ろからすっとすくい上げたいとこですが、失敗すると飛んでしまう可能性や臭いを放たれる可能性があるので気をつけましょう。
その為、カメムシの前に立ち、ハエたたきを床に少し斜めにし、カメムシから乗ってくるのを優しく迎えてあげましょう。
結構皆素直に所定の位置まで来てくれます。
適切な位置に来てくれたら、ゆっくりと窓をあけ、大空へ還してあげましょう。
私はいつもこの方法でカメムシと対峙しています。
対カメムシ対策には万能ウェポンのハエ叩きが一番手軽で簡単です。
まとめ
秋口はこのカメムシに悩まされる家庭が多いと思いますが、出来る限りその臭いを嗅がずに落ち着いて対処したいものです。
今のうちにカメムシが出ても、来たきたと思うくらい落ち着いて対処出来るように準備しておけると良いですね。