白ゴーヤの栄養価は普通の緑と同じ?苦味少なく野菜サラダに!
最近では身体に良い成分が多く含まれているということでゴーヤに注目する方が増えてきています。
ゴーヤと言えば緑色でぶつぶつがあり、ラグビーボールを小さくしたような形が特徴ですよね。
別名をニガウリとも言って苦みがあるウリ科の野菜です。
ツル状に伸びていくことからグリーンカーテンとして栽培されている方もいるかもしれませんね。
ゴーヤは健康野菜で血糖値を下げたり肝機能をアップさせたりする健康に良い力を持っています。他にも美肌やダイエットにも効果的です。
ところでゴーヤと言えば緑色と言うのが一般的ですが実は白いゴーヤがあるのをご存知でしょうか?
白ゴーヤと緑ゴーヤには何か違いがあるのでしょうか?
そこで白いゴーヤの特徴と栄養価について調べてみました。
白ゴーヤって見たことありますか?
ゴーヤは元々沖縄や鹿児島などの南の方の特産品なのですが、最近では全国的にも販売されるようになりましたよね。
夏の代表的な野菜で、レストランや居酒屋などでも出されるようになっています。
お店で売っているゴーヤと言えば緑色ですよね。
大きさやぶつぶつが細かい物やツルっとしたものがある時もありますが、とにかく色は緑ですよね。
実はゴーヤにはうす緑や白いものもあるのです。
お店屋さんで見かけることはまだまだ難しいですが、ネット通販なら手に入れることもできますし、白ゴーヤの種や苗も販売されています。
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白ゴーヤの種類
白ゴーヤはとにかく白い。
野菜とは思えないほどです。
慣れないとちょっと異様に感じるかもしれませんが、
近頃はオレンジや黄色のパプリカや中身が黄色いスイカやキウイフルーツもありますので、
白いゴーヤが当たり前になる日も来るかもしれませんね。
白ゴーヤと言われるものには以下の代表的な種類があります。
・白レイシ‥‥10cm~20cmと小型。
※レイシはゴーヤの本名です。
・純白ゴーヤ‥‥本当に白い。苦みが少ない。
・白大長ゴーヤ‥‥30cmを超えることもある大型。苦みも少ない。
・白願寿ゴーヤ‥‥700gを超える大型。苦みはある。
・アップルゴーヤ‥‥丸くて大きいのが特徴。
食用としてももちろん良いですが、このアップルゴーヤでグリーンカーテンを作ればとても涼しげな夏を過ごせと思いませんか?
今年の夏こそグリーンカーテンに挑戦してみたいと思う方はこちらのグリーンカーテンの作り方の記事を参考にして下さい。
>>ゴーヤの実はいらないけど日差しを遮る立派なグリーンカーテンを作る方法
この他にも台湾産のゴーヤは白っぽいのが多いそうです。
真っ白じゃないけれど薄い緑のゴーヤは外国産のものが多いみたいです。
白と緑栄養価に違いは?
白いゴーヤは苦みが少ないものが多く、生で食べても大丈夫です。
しかし、若い白ゴーヤはそれなりに苦いですから白ければどれでもOKという訳ではありません。
ところで気になるのが白ゴーヤと緑ゴーヤの栄養価の違いですよね。
実は白ゴーヤはまだあまり一般化していないことから、栄養価についてははっきりと研究されていません。
ゴーヤはビタミンCやカリウム、食物繊維が多く含まれています。
ビタミンCは美肌効果もありますし、カリウムはミネラルの一種で、体内から余分な塩分を排出してくれますので、血圧を下げる効果が期待できます。
食物繊維は便通をよくして腸内環境を整えてくれます。
おそらくは、白ゴーヤも同じ成分があるのではないでしょうか?
白ゴーヤと緑ゴーヤの一番の違いは苦みです。
ゴーヤの苦みの元はモモルデシンと言う栄養素なのですが、白ゴーヤは苦みが少ないことからこのモモルデシンの量も少ないのではないかと予想されます。
モモルデシンは、胃腸を元気にする効果や血圧や血糖値を下げる効果があります。
つまり白ゴーヤは苦みが少なく食べやすいのですがモモルデシンの効果を狙うなら苦みのある緑ゴーヤの方が良いということになります。
まとめ
ゴーヤを取りたいけれど苦みがどうも苦手と言う方やお子さんには白ゴーヤを使うのも一つの方法です。
白ゴーヤは本当に白くて生食にも向いていますので、サラダなどのアクセントに使うのも面白いですね。
白ゴーヤはモモルデシンが少ないかもしれませんが、それを補うだけの豊富な栄養素が含まれています。
健康野菜のゴーヤを上手に取り入れ暑い夏を乗り切ってみましょう。
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