加齢臭の原因は偏った食生活?好きな食べ物だけでは病気の元にも
加齢臭って歳をとると誰もが臭ってくる自然なものだと思っていませんか。
加齢臭はその名のとおり加齢に伴い発生する可能性が高くなるのは否めませんが、ご自身の周りの人をイメージしてみて40代50代の人が全員臭っているかと言われるとそういうわけでもありませんよね。
今では加齢臭の若年化も問題になってきています。実は加齢臭の原因は食べ物、食生活にほぼ起因している事はご存知でしょうか?
この事を知っているか知らないかで加齢臭対策に大きく関わってきます。加齢臭に対する正しい知識を持って根本の原因と向き合いましょう。






加齢臭が加速する食べ物
では加齢臭とはどのように発生するのでしょうか。加齢臭とはノネナールという成分が原因と言われています。これが臭いの原因となるのですが何故発生するのかというと、皮脂線に溜まった脂肪酸が老化にともない増加します。
そしてそこに脂肪酸とタッグを組むのが過酸化脂質です。この脂肪酸と過酸化脂質が結合することによってノネナールという成分が発生するのです。という事はこの脂肪酸や、過酸化脂質を増やす可能性のある食べ物を沢山摂取すれば自然と加齢臭を発生させる環境を整えることになります。
皮脂線に出来るこの脂肪酸と過酸化脂質ですがやはり脂を持つ食べ物は要注意です。
例えば肉、脂っぽい食べ物、乳製品、スナック菓子がこれに当たります。
外国の方からたまに独特な匂いがすることはありませんか。こういった体臭も食べ物の違いから起きていることがほとんどなのです。
このように脂肪をたくさん摂取すると加齢臭につながるのです。
加齢臭になりにくい食べ物
では加齢臭になりにくい食べ物とはどんなものでしょうか。もう想像して頂いている通り、油分の少ない食べ物になります。
まず、お勧めするものが大豆製品と野菜です。大豆にはイソフラボンが豊富に含まれているため活性酸素の生成を抑える効果があります。納豆や豆腐を毎朝食べたりすると効果があるでしょう。
また野菜はもちろん加齢臭だけでなく身体にも良いですし、もちろん脂肪はありませんので効果があるでしょう。
特にカロテン、ビタミンC、ビタミンEが含まれているものは抗酸化作用が期待出来る食べ物です。
例えば、カロテンにはにんじんや海藻、果物にはマンゴーや杏子があてはまります。
ビタミンCは野菜ですと、ピーマン、トマト、ブロッコリー、ほうれん草などに含まれています。果物はご存知の通り、柑橘系をはじめ、イチゴやキウイフルーツ、柿に含まれています。
ビタミンEは野菜ですとアボカド、カボチャ、にら、サツマイモなどに含まれています。果物だとブルーベリーやプルーンが含まれています。
さらにビタミンEは魚にも含まれており、鮭、うなぎ、かれい、サンマなどは豊富です。気づきましたでしょうか。魚や野菜、海藻、大豆製品…。
そう。日本食ってどれもバランスよく含まれているんです。外食が続いている方や食が欧米化してきている人は一度食生活を改めてみましょう。
好きな物ばかり食べていては他の病気にも
現代では好きな食べ物が好きなだけ、好きな時間に手に入るようになりました。
これは人に便利さをもたらしてくれましたが今まで見られなかったような生活習慣病という病気まで与えてくれるようになってしまいました。
簡単に手に入ってしまうため、このコントロールがとても難しいことは既にお分かりの事かと思います。
ただ加齢臭のような臭いで済む問題ではなくなってきているのです。日本人の3大死因って聞いたことありますか?1位が癌、2位に心疾患、3位が脳血管疾患です。この3つは全て生活習慣病になります。
このように好きなものばかり食べて偏った生活をしていると死に直結する可能性も大いにあるのです。また肥満になりやすいですし、それによって糖尿病になる可能性も高くなります。
糖尿病は万病の元と言われているくらい様々な病気の橋渡しになっています。手遅れにならないように今から対策をしておきましょう。
まとめ
加齢臭の原因は実はこのように食生活にあると言っても過言ではありません。特に現代のような便利な社会では安価で手に入るジャンクフードは欠かせない物になっています。
ただ、その安価な食べ物の為に加齢臭対策をしてお金を使ったり、病気になって命まで危険に晒してしまっては本末転倒ですよね。
幸運な事に私たち日本人は食生活を見直す為の、日本食という素晴らしいサンプルを既に持っています。どうか手遅れにならないためにも食生活を改めて見直してみませんか。
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