血管年齢を下げる方法【食材編】毎日取り入れるべき4食材は?
血管年齢が高くなると命に関わる病気に繋がる可能性がかなり高くなります。
打撲のように皮膚表面のキズは自分で現在の状況を見て、このまま放置していても大丈夫なのか、病院に行って専門医に診てもらうかなどの判断をする事が出来ますが、血管は目に見えない組織だけに現在の正確な状態を把握する事は難しいのです。
血管内がドロドロ血で流れが悪いのか、サラサラしていい感じなのかは外見では全くわからないものなのです。
血管年齢が高くならないように予防することも大事ですが、血管年齢が高いと告知された場合、ショックで気を落とす方も多いと思いますが、落ち込むのはまだ早いです。
血管年齢は食事で下げる事が出来ます。諦める前に、どんな食材が効果あるのか知っておきましょう。
目に見えないだけに、日頃の食事に気を配ることによって自然に血管年齢を下げる事が出来るかもしれませんよ。
青魚
まず1つ目に挙げられるのが青魚です。
青魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)という成分が多く含まれる事により、青魚は血管年齢を下げる効果があります。
近代では、欧米化が進みジャンクフードや肉を食べる割合が増え、従来の魚を食べる生活が減ってきています。
このEPA不足が深刻化すると動脈硬化を深刻化することに繋がる為、積極的に摂りたい成分になります。
このEPAが含まれている青魚は、例えばマグロ、さば、イワシなどです。
魚の中でも油分が多い青魚はEPAが豊富です。
このEPAは人体で生成する事が出来ませんので、意識的に摂取する必要があります。
出典元:水産庁 日本人の健康的な食生活を支える水産物
マイワシやサバなど青魚はEPAが豊富に含まれています。
しかし近年ではイワシやサバなどの青魚の消費量が減っているのに対し、血管のトラブル(動脈硬化、梗塞、閉塞、動脈瘤、かい離)が増えています。
又、青魚には血栓抑制効果もあることから血をサラサラにする効果もあるのです。
魚を食べると血栓の形成抑制に大きな効果
(独)水産総合研究センターは、ラットにマイワシから抽出した成分を含む餌を与える実験により、魚を食べることによる血栓の形成抑制は、①魚油成分が血液の凝固を抑制する作用に加え、②魚のタンパク質が血栓を溶かす作用によってもたらされていることを突き止めました。魚を食べると魚油と一緒に魚タンパク質を摂取することができることから、魚を食べる食生活によって血栓の形成が効果的に抑制され、脳梗塞や心筋梗塞など血栓を原因とする疾病の予防に有効である可能性が示唆されました(平成16(2004)年10月、ヨーロッパの栄養学雑誌「Annals of Nutrition and Metabolism」に掲載)。
出典元:水産庁 日本人の健康的な食生活を支える水産物
野菜(トマト)
血管年齢が高くなると血液がドロドロになります。
そんなドロドロ血液をさらさらにかえてくれるのがこのトマトです。
血液がドロドロになるには、血液の中にある血漿(けっしょう)に注目する必要があります。
この血漿は液体成分で出来ているのですが、糖やコレステロール、中性脂肪が増えることでドロドロ血液を生み出しているのです。
もちろんドロドロ血液は血管の中の巡りを悪くし、酸素や栄養を血管で回すことが難しくなってしまうのです。
そうなると動脈硬化にも繋がりますので注意が必要です。
トマトにはリコピンという成分が含まれているのですが、このリコピンには抗酸化作用があります。
もちろんケチャップなどのトマトを使用している製品にも含まれています。
また、赤色が強いトマトはそれだけリコピンも含んでいますので、効果の期待大です。
大豆製品
また、大豆製品も血管年齢を下げるのに効果的です。
大豆といえばタンパク質ですが、実はその他にも、レシチン、リノール酸といった悪玉コレステロールを減らし、コレステロールを分解してくれる効果があります。
さらに大豆は優秀で、血管そのものの柔軟性を維持することも出来ます。
また、一時期話題にもなりましたイソフラボンは、血管内皮細胞に直接作用して一酸化窒素を作る働きがあります。
また、大豆サポニンという成分もあり、これは強い抗酸化作用があるため、血管の若返りも期待出来るのです。
日本食は納豆、味噌汁、豆腐、など大豆が使われているのは当然ご存知でしょうが、一人暮らしの若い人はこれら大豆製品を余り摂ってはいないのではないでしょうか?
慌ただしい食事でとりあえず何でもいいから腹いっぱいになれば良い、では血管年齢が高くなってしまいます。
今は身体も血管も若いかもしれませんが、今の食事が10年後の血管年齢を決定づける事になるかもしれません。
意識して大豆製品を毎日摂る事をおすすめします。
酢
お酢と聞けば、健康食であることは周知の事実ですが、血管年齢を下げる事にも実は効果があるのです。
まずは血糖値を抑える事です。
血糖値といえば糖尿病ですが、糖尿病の場合は、血糖が血管の壁を傷つけるため、悪玉コレステロールが侵入しやすくなります。
この悪玉コレステロールが侵入することを酢は止めることが出来るのです。
糖尿病の断薬まで出来たという人もいるくらい効果は適面です。
また、その他にも悪玉菌の増殖を抑える効果などもあります。
もちろんダイエットなどにも効き、酢に含まれる酢酸、アミノ酸、クエン酸は減量効果があります。
酢酸には脂肪の蓄積を抑える効果があります。
また、クエン酸は脂肪をエネルギーに変えることが出来、アミノ酸には脂肪の燃焼を促す効果があります。
疲労回復にも効果があるので疲労でストレスが溜まっている方にも効果がある万能薬です。
こちらの記事で書きましたが、私が無料の血管年齢測定器で測った所、最悪のE判定でした。
そこで現在血管年齢を何とか下げるために「レモン酢」を作り毎日飲んでその効果を実証中です。
すぐには結果が出ないと思いますので、しばらくしましたら、結果を報告いたします。
まとめ
血管年齢を下げるとなると一筋縄ではいかないと諦めてしまう方もいるかもしれません。
食事を変える事で血管年齢を下げ、見た目も若々しくなったら言う事なしですよね。
どの食材も特に珍しいものではなく、何処のスーパーでも普通に売っている食材です。
冷蔵庫を開けたら入っているようなものばかりです。
一番手軽に始められる事ですので、食材を上手く使って血管年齢を下げましょう。
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