ゴーヤの育て方!果実不要でグリーンカーテンにする場合の対策
最近では電気代の節約にもなるし癒されるということでグリーンカーテンを作る人も増えてきていますよね。
夏の日差しを少しでもやわらげたい
ゴーヤがグリーンカーテンに向いているって本当?
ゴーヤは苦くて嫌いなので実はいらないけどグリーンカーテンにしたい!
グリーンカーテンとは植物で日陰を作ることによって、部屋の温度があまり上がらないのでエアコンの設定温度をあまり低くする必要もなく、電気代の節約にもなりますし地球環境にも優しいと注目されています。
グリーンカーテンにする植物はツル状に伸びて葉っぱが大きいものが良いですね。
アサガオやへちま、キュウリ、つるありインゲンなどがよく作られています。
その中でもゴーヤは作りやすくかなり大きく成長するのでグリーンカーテンには最適です。
そこでゴーヤの果実はいらないけどグリーンカーテンにして夏の強い日差しを少しでも軽減したいという場合の作り方をご紹介しますね。
ゴーヤを日よけにしたい
ゴーヤは沖縄地方などでよく食べられているグリーンが濃くイボイボがある楕円形のウリ科の野菜です。
ニガウリとも呼ばれているように独特の苦みがありますが、ビタミンCがたっぷり含まれていて美肌や夏バテ防止になると人気が高まっています。
ゴーヤは暑さにとても強く真夏の強い日差しの中でもぐんぐん育ちます。
ツル状に伸びていき、上手く育てば2m以上ツルを伸ばします。
葉っぱも大きくグリーンカーテンに最適な野菜です。
プランターで作ることも可能なのでベランダにグリーンカーテンを作りたいと思っている方には最もおすすめです。
グリーンカーテンを作るにあたり葉を密集させるには?
グリーンカーテンは日陰を作ることが目的ですから、葉っぱを密集させることが最も肝心です。
もちろん野菜ですから実も生るのですが、あまりに大量に実が生っても食べきれないという人もいますよね。
それに実ができると栄養が実に集中しちゃうのでツルの伸びや葉の大きさに影響が出ます。
そこでグリーンカーテン用に葉っぱを密集させる方法を解説しますね。
ゴーヤの本線…つまり最初に出て上に伸びていく太い茎が1m~1.5mぐらいまで伸びたら茎の先を切っちゃいましょう。
これを摘心と言います。
摘心の仕方はこちらの記事を参考にして下さい。
摘心をすることで節の部分から脇芽が出てきてどんどん枝分かれしてきます。
脇芽が伸びたら網に絡ませてあげて横に広がるようにしてあげましょう。
ところどころに黄色い花が咲いてきますので、実を取らないのであれば小さいうちに花を摘み取ってしまいましょう。
植物の目的は実を生らし種を作ることですから、花を摘み取ることで植物は種を作ろうとしてどんどん成長しようとします。ちょっとかわいそうな気もしますよね。
ゴーヤを成長させて葉っぱを生産してもらうために、追肥や水やりは忘れずに行いましょう。
キレイに密集したグリーンカーテンを作るコツ
ゴーヤはかなり大きくなりますので植える時は直径が30cmほどの丸いプランターなら苗を1本、長さが60cmほどの長方形のプランターなら2本程度に抑えておきましょう。
あまり欲張って近づけてたくさん植えると栄養が足りなくなって共倒れになってしまいます。
1本からどんどん脇芽が出てきますので1つのプランターに1本ずつ植えて、プランターの場所を調節したほうが大きくきれいなグリーンカーテンになります。
また葉を生い茂らすために実の生る花を取った方がいいと書きましたが、全部摘み取るよりも少しは実を残したほうが良いです。
と言うのも、実を成長させるために光合成をたくさん取り込もうとしてゴーヤは葉っぱを大きくします。
葉が大きいほど密集しやすくなりますので日陰も作りやすくなりますよ。
脇芽1本につき、実を一つぐらい生らすようにしましょう。
実が膨らんできたら早めに収穫するようにしましょう。
もう一つ、葉っぱは下の方から黄色くなってきます。
役目を終えた葉っぱは早めに取り除いてあげましょう。
水切れは厳禁ですが水のやりすぎで根腐れを起こさないように注意してくださいね。
まとめ
- グリーンカーテンには葉が大きくなるゴーヤが向いている
- 摘心することで脇芽が増え葉が密集する
- 実がいらなければ早めに取る
- けど少しだけ残しておいた方が葉が茂る
植物を作ると癒されますし、楽しいですよね。
さらにグリーンカーテンならエコですしいいことだらけですね。
ぜひ今年の夏はゴーヤのグリーンカーテンに挑戦してみてくださいね。
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