血管年齢を下げる方法【お茶編】カテキンが血管内を強力ガード
血管年齢を下げる為に食生活を変えてみたけれどさらに効果を高めたいという方は、飲み物も見直してみるのはいかがでしょうか。
実は私たち日本人の身近にあるお茶は血管年齢を下げるのに効果があるのはご存知でしたでしょうか?
今回は、お茶の効果またどんなお茶がいいのかお話したいと思います。
血管年齢を下げるのにお茶が効果的な理由
血管年齢を下げるのにお茶が効果的というからには理由を知っておきたいですよね。
何かとお茶は健康に良いイメージがありますが、なぜかと言われると、答えるのは意外と難しいと思いませんか?
また、お茶がどう血管年齢を下げるのに効果があるのか、その理由にはお茶の成分が関係しているのです。
お茶が血管に良い効果をもたらすと言われているのがカテキンです。
カテキンは聞いた事がある人も多いと思いますが、このカテキンが含まれているお茶は効果があります。
血管年齢を上げたり、動脈硬化が起きる原因はLDLという悪玉コレステロールになります。
この悪玉コレステロールが血管内で悪さをする事で、血管に異常をきたすのですが、カテキンにはかなり強い抗酸化作用がありますので、カテキンを多く含むお茶を摂取することで悪玉コレステロールの酸化を抑制し、血管内で血栓が出来るのを防ぐ効果があるのです。
血管年齢を下げるには何茶が効果的?
では、どんなお茶が効果的なのでしょうか?
いわゆるカテキンを多く含むという事ですが、その前にカテキンのお話をしておきましょう。
カテキンには実は4種類のカテキンがあり、エピガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、エピガロカテキン、ピカテキンとあります。
この中でも1番抗酸化作用が強いのがエピガロカテキンガレートです。
カテキンというと緑茶のイメージがありませんか?
もちろんそれで合っていますが、緑茶という名前は、総称になります。
実は、飲み方、種類によってこのカテキンの量って変わるのです。
一番多く含むのは煎茶です。
次が番茶、玉露と続きます。
良いお茶や高いからカテキンを多く含んでいるというわけではありません。
緑茶ではありませんが烏龍茶もカテキンは含まれています。
ほうじ茶や紅茶にも一応含まれてはいますが、かなり量は少ないのでカテキンを摂取したいのであれば煎茶がおすすめです。
お茶の副作用は?
健康的なお茶と言えども飲みすぎには要注意です。
もちろん副作用もあります。
まず、緑茶にはカフェインが含まれています。
カフェインには中毒性があり、最悪の場合、命を落とすこともあります。
また、空腹時に緑茶を摂取するとこのカフェインが胃に刺激を与え、吐き気やめまいに繋がります。
また、緑茶の中には苦味の成分であるタンニンが含まれているのですが、これも飲みすぎると胃や腸の粘膜に作用し、消化や吸収を妨害してしまうことがあります。
カフェインやタンニンにより、吐き気やめまい、腹痛、下痢といった症状が出てしまうこともあるので飲みすぎには注意が必要です。
血管年齢にスポーツドリンクは効果的?
スポーツの後や最中に飲まれるスポーツドリンクは血管年齢を下げるのに良いのでしょうか。
素早く水分補給する事が出来るので、体に良いと思われるかもしれませんが、スポーツドリンクには糖分が含まれています。
ペットボトルのスポーツドリンクでも実は角砂糖10個分の糖分が含まれているといいます。
ものによっては糖分0の物もありますが、甘みを出すために甘味料を使っていることがほとんどですので、血管にはあまり期待は出来ませんし、あまり良いものではありません。
まとめ
血管年齢を下げるにはカテキンが良い作用を生みます。
緑茶には血管年齢だけでなく、美容にも効果があり、私たち日本人にとってはとても身近に手に入るものです。
カテキンを多く摂取したい場合は冷たい緑茶ではなく熱い緑茶を飲みましょう。
温かい緑茶は身体を温めてくれるので冷えにも効果があり女性の味方です。
ただ何事もやりすぎは禁物です。
緑茶も然り、飲みすぎると副作用もありますので量は抑えながら上手く摂取するようにしましょう。
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