おひとり様が老後不安で孤独にならない為の方法とは?
最近ではおひとり様でも利用しやすいお店や旅館なども増えていますよね。
独身で一人暮らしでも特に不便を感じない、いや逆に気楽でいいと思っている人もいるのではありませんか?
コンビニ弁当があれば食事には困らない
自分の稼ぎは自分だけに使いたい
旦那がいなくても別に困らない
縁がなかった
結婚より仕事
離婚、死別
などなど、おひとり様の理由は人それぞれです。
若いうちはまだいい、中年以降になるとおひとり様でいることへの不安を感じることはありませんか?
そこでおひとり様の老後について考えてみましょう。
増え続ける中年おひとり様の訳
結婚していても子供がいても長生きをすれば誰でもおひとり様になる可能性はあります。
最近は核家族化が進んで子供の家族と同居する人は少ないです。
歳をとってパートナーが亡くなってからでは、いまさら子供に迷惑かけたくないと一人暮らしを選ぶ人も多いです。
あるいは熟年離婚やそもそも結婚をしないまま中年になり、親も亡くなり気がつけばおひとり様になってしまったという人もいることでしょう。
独身女性も仕事に一生懸命だったり結婚自体に興味がないという人が増えてきているというのが今の時代なのかもしれません。
家族を含めて人とかかわることがわずらわしい、自由に生きたいと望む人が多くなっていて、一人で生きていくのが昔に比べて楽になったというのもおひとり様が増えている原因かもしれません。
おひとり様の老後の心配はお金よりむしろ孤独感
おひとり様の老後で不安に思うことはやっぱり金銭面ですね。
身体が元気なうちは働くこともできますが、やがて歳をとり年金だけで暮らしていくのは厳しいものがあります。
しかしある程度の年齢になると「自分はこのままおひとり様の状態で歳をとるかもしれない」と感じるものです。
そのため働けるうちにどんどん稼いでしっかり老後に備えて貯蓄しているという人も多いかもしれません。
お金の心配はないけれど、仕事を辞めたら誰とも会話しない日が続いているという先輩おひとり様もいます。
会社を辞めると年賀状が一枚も来ない、電話の一つもかかってこない、今日の会話はスーパーのレジの人に「どうも」と言っただけ、なんてこともあり得ます。
仕事に一生懸命だったからこそ、近所の人とも付き合いもなく老後は何をすればいいのかさえ分からない。
このようなおひとり様の老後は寂しくありませんか?
この様な孤独感を感じている人が多いからこそ、現代では「オレオレ詐欺」などの犯罪がいつまでも無くならないのかもしれません。
つい寂しくて思わず話してしまった相手は詐欺なのに気が付かない・・・なんてことにならないようにしましょう。
老後孤独にならない為にはどうしたらいい?
何もおひとり様がいけないという訳ではありませんが、老後に孤独感を感じて毎日寂しい思いをして生きるのはつらすぎますよね。
では老後孤独にならないためにはどうしたらいいのでしょう?
おひとり様に慣れている人は、人に干渉されるのを嫌う傾向にあります。
人見知りもあり、知らない人に話しかけるのは苦手という人もいるかもしれません。
しかし引きこもってしまうと誰とも知り合いになれません。
そこで思い切って習い事をしてみてはいかがでしょう?
週1回や月に1回程度でも構わないのです。
「俳句」「カラオケ」「ゲートボール」「囲碁」「料理教室」「絵画」「ピアノ」もう何でもいいのです。下手でも「明日は○○の日」とスケジュールが決まっているだけでも気持ちにハリが出ます。
私の母はおひとり様ではありませんが、カラオケや民謡を習いに行くようになってから「毎日が忙しい」と言っています。
義母は、週に2回整形外科に通うようになってからは服装にも気を使うようになりましたよ。
おひとり様も気楽ではない
おひとり様だと今は誰にも気を使う必要はないので気楽と言えば気楽ですけど、いつまでも若く元気でいられるわけでもありません。
朝、起きても何もすることがなくテレビと会話するだけでは人生寂しすぎます。
若いうちからおひとり様の老後というものを考えて、楽しく充実した日々を過ごせるように準備することも大切ですよ。
私も独身の頃一人暮らしをしていましたが、夜中突如腹痛に襲われました。
あまりの激しい痛みで身動きが取れずただただじっと痛みに耐えていることしかできませんでした。
誰かそばにいてくれたら不安も半減していたでしょうが、一人はなんて心細いものなのだろうとその時に思いました。
結局救急車も呼ばず、いつの間にか寝てしまい朝には回復していましたが、あらためて一人暮らしと言うものは何かあっても誰にも気づかれないものなのだと恐怖を感じたものです。
おひとり様も気楽ではないと言う事です。
まとめ
おひとり様の老後は気ままに暮らせる反面、孤独というリスクもあるのです。
身体が元気なうちはいいけれど、病気になるということも考えられます。
早いうちから老後に孤独にならないように手を打っておくことも大切ですね。