高齢者運転で違反しやすい3大標識はコレ!事故になる前に返納を勧めては
家族に、頻繁に運転する高齢者がいる方や、高齢者の運転で危ないところを目撃した方も最近では多いのではないでしょうか。
高齢者とはいっても最近は、精力的な人もいれば身体も気持ちも若い人もいます。
ですが、誰しも老いは避けられないもの。
高齢者の事故が増えているのも事実です。特に標識を見落としによる違反が増えてきています。
そこで今回は高齢者が違反しやすい3つの標識をあげてみましたので、これらの違反が多い高齢者には注意が必要です。
高齢者運転の特徴
高齢者による運転者の特徴にはどんなものが挙げられるのでしょうか。
もちろん個人差はありますので一概には言えませんが、よく見られる特徴としては注意力の低下、視力の低下、判断力の欠如、危険認識力の低下などが挙げられます。
これらは全て老化が原因とされています。
注意力が低下することにより、運転中に必要な周囲の状況を把握することが出来なくなります。
その為、急な事態に対応出来なくなります。
これは、老化による体力の問題もありますし、長時間運転の疲労から注意力が散漫になってしまうこともあります。
また、視力の低下により標識や信号を見誤りや、見逃す事もあります。
また、空間認識能力の低下により、平衡感覚を失ったり、信号の距離感が掴めず、早めに右折しようとしたり、先の信号と勘違いしてしまうこともあります。
そして、これらの運転をしていても危険と感じていないことも大きな問題です。
高齢者の中には、危ない運転をするのは若者だと思っていたり、今まで無事故無違反だったりすると、いつまでも自分は安全運転だという驕りも出てきますのでハイスピードではなくても、減速しなければならないような場面で、標識を見落としていたり自分本位な運転を続けてしまうという危険があります。
高齢者が違反しやすい標識【一時停止不停止】
その中でも違反しやすい標識が一時停止です。
特に慣れない道を運転している時は、一時停止に気付かないということが多々ありますし、安全不確認や視野の狭さから先に一時停止がある事に気づかず、減速が遅れてしまうという事が挙げられています。
全年齢層の交通違反で最も多いのがスピード違反なのですが、高齢者に限ってはスピード違反より多いのが一時停止不停止です。
スピード違反の場合は交通機動隊(白バイ)による追尾式取締りや固定式オービスや最近では可搬式の移動オービスなど割と大がかりなものが多いのに対し、一時停止不停止の場合はその場所から見えずらい場所に白バイが潜み、不停止の場合すぐ捕まってしまうものなので、一時停止標識のある場所においては何処でも白バイが潜む事が出来ます。
一時停止とは停止線の手前で一時停止しなくてはなりません。
一時停止とは「一時的に止まる」事を意味していますので、減速では駄目なのです。
車輪は一時的に止まっていなくてはならないと言う事です。
一時停止不停止で捕まった人は
「あんな所に隠れてずるい」
「キタナイ!」
など毒づきますが、それは違います。
交通標識を守らなかった自分が悪いのです。
交通事故において一番事故が多い場所が交差点なのは皆さん知っているはずです。
優先道路に侵入するために危険防止の為にあるのが一時停止です。
一時停止を守らなくては優先道路を走行の車が危険にさらされてしまうので、それを防止するために一時停止がある訳です。
この一時停止不停止は高齢者に限らず全年齢にも多い違反ですが、高齢者は特に気を付けるべき標識です。
高齢者が違反しやすい標識【時間帯侵入禁止標識】
そして時間帯侵入禁止標識も高齢者にとっては急な判断力が必要とされるので、違反しやすい標識と言われています。
時間帯侵入禁止は、標識の中でも見るところが多く、その時間、標識のマーク(侵入禁止の理由)、また場合によっては「自転車は除く」などと書いてあります。
まず、この標識に早く気づくこと、そしてその為に減速していること、この標識の意味を早く理解する事が求められます。
判断力が必要不可欠ですし、瞬時に対応出来ないといけませんので、高齢者による時間帯侵入禁止の違反は結構多く見られるのです。
しかし実際は流れの速い国道などでは一瞬のうちにその標識の意味を理解するのは難しいのも事実です。
例えばいつもなら左折しても良い場所なのに、児童登校時間帯などは左折禁止になっている場合はその場所をいつも通行している人はわかっていますが、たまに通行する人は一瞬で標識を理解するのは我々中年世代でも難しい場合があります。
高齢者の場合はなおさらわかりづらいのではないでしょうか。


高齢者が違反しやすい標識【侵入禁止】
車両侵入禁止といえば、赤地の看板に白という目立つ標識でもありますが、これも違反しやすい標識の1つです。
この標識は一方通行になっている道が多く、入ってしまうと逆走になってしまいます。
この標識は結構東京に見られますよね。
東京は道も狭く入り組んでいることが多いです。
さらにこの標識が多いので、カーナビが間違えてこの道を行くようにナビする事もあります。
この道を曲がれば近い、など他の事を考えていたり、まさかこの道が車両侵入禁止だとは思わなかったという考えが判断力を鈍らせたりします。
こういった事から高齢者による逆走が目立っています。
反対側から走る車にとっては一方通行の為まさか反対から車が来るとは思っていません。
違反だけで済めばまだいいですが、大きな事故にもなり得ますので注意が必要です。
高齢者が違反しやすい標識まとめ
高齢者運転で特に違反しやすい標識を挙げましたが、もちろん他にも沢山あります。
標識はこの先に何があるかを伝える大切な役割を担っています。
違反ももちろん安い罰金ではありませんが、事故になるとお金どころではありません。
高齢者運転の事故の中で、この標識の見落としは上位に入るものですので、気をつけて運転するだけでなく、あまりにも標識の見落としによる違反が多い高齢者の場合は、免許証の返納もこれを機に考えてみても良いかもしれません。
そして家族からも免許の返納を勧めてみてはいかがでしょうか。
近年高齢者の自動車運転による事故多発を受け、やっと説得して免許返納に応じてくれた高齢の親。
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