厄介な肝斑を消す3つの方法の中でどれが一番効果的?

肝斑というと難しい言い方ですが、シミの一種ですね。

でも紫外線の対処が悪いかったなどの自己責任ではなくホルモンバランスでできてしまうのでこればかりはしかたのないことです。

30代40代でまだまだ若い気持ちなのに肝斑のせいでお化粧をしても目立ってしまうし憂鬱だなという人は多いと思います。

あれ?お前どうした?
何よ?
目の下にクマが出来てるぞ
クマじゃないわよ肝斑(カンパン)よ
へー乾パンくっつけているんだ変わった化粧方なんだな
なぐるよ!

それでは肝斑を消す方法をご紹介していきたいと思いますので参考にしてみてください。

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肝斑はハイドロキノンで消せる?

ハイドロキノン

肝斑は普通のシミとは違うのでシミや美白対策の普通の化粧水や乳液などでは消せません

とはいえそのシミが本当に肝斑なのかただのシミなのかというのは素人には判断がつきにくいです。シミには種類がたくさんあり、肝斑と似ている左右対称のシミもあるので皮膚科のお医者さんでも判断つきにくいことがあります。

そんな中、肝斑にも普通のシミにも効果のある成分があります。

それは美白成分「ハイドロキノン」です。

シミに悩んでいる方は耳にしたことあると思いますが、ハイドロキノンはシミの原因であるメラノサイトに働きかけ減少させ、さらには肌の酸化を還元させシミを薄くする作用があります。

しかし、昔はハイドロキノンの作用が強すぎるため医者の処方がないと使用できなかったのですが、薬事法の規制緩和により化粧品にも使えるようになり現在に至ります。

その為、きちんとした会社で作られた肌に優しい商品を選んで使用しましょう。

また、ハイドロキノンの効果が期待できるのは表皮の部分のシミなので、奥深くまでいってしまった色素沈着にはどれくらい効果があるのかはわかりません。

肝斑はレーザー治療で消せる?

レーザートーニング
少し前までは肝斑はレーザー治療ができないし、場合によっては悪化すると言われていましたが、現在では肝斑に効果のあるレーザーも出てきています。

「レーザートーニング」と言います。

昔のレーザーは出力が強いので、よけいにシミが濃くなってしまったりすることもありました。しかしレーザートーニングは弱い出力で少しずつ消していくのでトラブルが減ってきたようです。

レーザーは新しい歯医医院などにも導入されていて、虫歯や歯周病にも使われています。どんどん進化して行っているので今後さらにすばらしい機械がでてくると思いますよ。

でも1台がとんでもなく高いので美容系の医療費はとても高額になります。

肝斑は審美美容になるのでもちろん保険適用外となり、1回の施術で1万円~2万円です。それでもびっくりしますが、これを5回は繰り返さないと消えないそうで、場合によっては10万円くらいかかります。

経済的にも時間的にも余裕がある人でないと無理そうですね・・・

また、レーザーを受けてはいけない体質の人もいるので注意が必要です。妊娠中の方やてんかん・心臓病・糖尿病などの持病を持つ方など・・・

肝斑を消す方法は他にある?

肝斑を消す方法で他になにがあるかといえば、飲み薬くらいかと思います。

私は個人的に美容で飲み薬というのはよほど悩んでいないと飲みたくないかなという気持ちはあります。薬には当然副作用もありますし、最終手段としたいところです。

あまりに強く肝斑がでているとそのことばかり気にして楽しく暮らせないというのであれば治療すべきかなと思います。

トラネキサム酸が配合された医薬品が市販されていて、それを約2ヵ月飲み続けると効果が出てくるそうです。同時に外用剤であるハイドロキノンを塗るとさらに効果的です。

トラネキサム酸は内側からメラニンの生成を抑える働きをします。

市販されているので安易に手をだしてしまいがちですが、トラネキサム酸の副作用はよく覚えておいてほしいです。
肝斑の治療薬として書いていますが、本来は止血剤として処方されている薬です。

ということは逆に言うと「血栓」が出来やすいということです。

女性は40代からピルは処方されにくくなります。なぜかというと血栓ができやすくなるからです。若いときから飲んでいる人には処方してくれますが、40代からになると渋られます。女性は普通の状態でも若い時より血栓ができやすい体になっていくのです。

ですから、ちょっと怖い副作用なので慎重に、できれば皮膚科と相談してから使用することをお勧めします。

まとめ

今回は肝斑を消す方法についてまとめてみました。

化粧品・レーザー治療・内服薬と3つの方法をご紹介しましたが、100%効果があると声を大にして言える治療は少ないですね。

レーザーはとくに高額なので一般的には浸透しなそうです。

化粧品からスタートしてみるのがよさそうですね。

やはり一度皮膚科で相談してみましょう!

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