納豆は加齢臭の敵?それとも味方?納豆には以外な効果もあった
納豆といえば日本の独特の食品の一つといわれていますね。朝ごはんのお供に出される家庭も多いのではないでしょうか。
そんな納豆ですが、実は納豆が加齢臭対策に効果があると言われている事はご存知でしょうか?







納豆といえば臭いが強烈ですよね。そんな臭いものが臭いを消すことが出来るのかと疑ってしまうのも無理はありません。
食品の一つ一つにはちゃんと栄養素や身体を作る成分が含まれています。納豆は本当に加齢臭対策に効果があるのでしょうか。
加齢臭になる原因
さて、まず加齢臭になる原因を探っていきましょう。加齢臭とは主に40代を過ぎてから現れ始める身体の変化です。
この臭いというのがいわゆるおじさん、おばさんから香ってくる古臭い臭いやツーンとした鼻につくような臭いの事です。
簡単にお話するとこの加齢臭の原因となるのがノネナールという成分になります。
このノネナールは汗腺の近くにある皮脂腺という場所に発生する脂肪酸と過酸化脂質が増加して結合することによって出来る成分です。
そして加齢臭の原因のミソとなるのが活性酸素です。この活性酸素とは決して悪いものではないのですが増えてしまうと厄介になります。通常であれば病気の免疫に役立ち、ガン細胞を破壊する力を持っていますが、増えてしまうと正常な細胞も壊す恐れがあります。
そしてこの過酸化脂質を増やすのもこの活性酸素になります。おもにストレスや外的要因(大気汚染や食品添加物など)が原因で増えてしまいます。
そして老化の原因ともなるのが活性酸素なのです。加齢臭を止めるにはこの過酸化脂質、脂肪酸の増加を止めなければならないのです。
納豆は加齢臭対策に効果があるのか
さて、では納豆は果たして加齢臭対策に効果はあるのでしょうか?
実際のところ、臭い加齢臭に対して臭い納豆で対抗するのは逆効果ではないでしょうか?
加齢臭に納豆の臭いを混ぜたら、何て考えただけでも思わず鼻を押さえてしまいそうです。
ただここでの納豆は臭いに対して臭いで対抗するというものではありませんので安心して下さい。
納豆の持つ成分がこの加齢臭に対して効果があると言われています。健康食と言われる納豆が加齢臭まで消してくれるとはとてもありがたい話です。
何故納豆を食べると対策になるのか
では何故納豆を食べる事で加齢臭対策になるのでしょうか?
まず、納豆に含まれている成分について考えてみましょう。
納豆には皆様も聞いたことのある大豆イソフラボン、大豆サポニン、レシチンという成分が豊富に含まれています。
まず、この大豆イソフラボンですが汗腺機能を抑制する力があるとされています。その為汗をかくのを抑える事が出来ます。
そして大豆サポニンには抗酸化作用を持つ成分があり、過酸化脂質を増やす原因である活性酸素の増加、発生を抑える力があるのです。
そして、レシチンには汗の質を良くするという力があります。汗の質が良くなると汗は小粒になります。この小粒の汗は臭いがないと言われているので良質な汗という事です。
また、納豆は発酵食品です。発酵食品には腸の環境を整えてくれる効果がありますので加齢臭の臭いと腸から湧き上がる体臭が混ざるのを抑えてくれる相乗効果も期待できます。
こうやってみるともはや納豆は加齢臭対策のために存在しているようですね。
何事も過剰摂取には注意
納豆が臭いに効くという事で食べれば食べるほど効果が出ると考える人が出てきそうですが、どんな物でも過剰摂取は禁物です。納豆も過剰摂取してしまうと癌になる可能性を高めてしまうという危険性もあるので気をつけなければなりません。
大豆イソフラボンの1日の摂取量は70mgです。納豆2パックでちょうど70mgくらいです。一時期豆腐に納豆をかけて食べるのを三食しかも毎日続けていたことがありましたがこれでは大豆イソフラボンの過剰摂取になるわけです。
健康食でも過剰摂取で別の悩みを抱えては意味がありませんので気をつけましょう。
まとめ
もちろん納豆の過剰摂取は健康を脅かす可能性も秘めていますが。毎朝食べていた納豆が加齢臭に効くなんてなんだか得した気分になりませんか。
朝はパン派なんて方も一週間に何日か納豆とご飯の組み合わせの日に変えてみてはいかがでしょうか。
日本人の味方、納豆。納豆も強い臭いを持っているだけに効果も期待出来るのではないでしょうか。
是非今加齢臭でお悩みの方は納豆対策を試してみて下さい。
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