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認知機能検査テスト内容を事前に家族が把握する事が大切です

2019-06-18

もし、あなたが運転免許証の更新期間が満了する年の年齢が75歳以上の場合、高齢者講習の前に必ず認知機能検査を受けなくてはなりません。

この検査は運転免許証の更新期間が満了する日の6ヶ月前から受けることが出来ます。

対象になる方は、事前の6ヶ月前までに警察から高齢者講習と合わせてこの認知機能検査の通知が届くようになっています。

今回はそんな認知機能検査の内容や問題などについてお話したいと思います。

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認知機能検査とは

高齢者認知機能検査
まず認知機能検査とは何なのか、そもそもなぜ受けなくてはならないのかを知る必要があります。

認知機能検査は道路交通法で義務づけられている75歳以上の高齢者を対象にしています。

免許更新時、または75歳以上の方が特定の違反をした時に受けなければいけません。

免許更新時の場合は運転免許証の更新期間が満了する日の6ヶ月前に受けることが可能です。

また、75歳以上の運転者が一時不停止、信号無視などの違反をした場合は必ず認知機能検査を受けなければいけません。

この違反をした場合は、1ヶ月以内に受けないといけないことになっています。

もしこれをこの期間内に受けなかった場合、免許停止や、取り消される可能性もあるため気をつけなければなりません。

このような検査が義務づけられたのには高齢化社会による影響が大きいでしょう。

高齢化に伴い、交通事故が減少している一方で高齢者の交通事故、死亡事故は2倍に増えています

この事故の原因の多くは認知症が関わっていると考えられています

本人の判断でどうにかなるものではありません。

まだ自分は大丈夫と油断していると事故は起きてしまいますし、起きてからでは手遅れ。

これは高齢者に関わらず、全てのドライバーに言えることなのですが、全ての人は事故を起こそうと思って起こしているわけではなく、「自分に限って事故など起こさない」というなぜか根拠の無い自信が事故に直結しています。

 

自分は運転がうまいからもっとスピードを出しても大丈夫

自分は今まで事故など起こしたことが無いから運転上手

自分の経験上この標識を守らなくても大丈夫

ワシはまだまだボケてはおらん!

 

など運転経験の永い高齢者の人ほどこのように勝手に解釈しがちなものです。

そういった背景から、客観的に運転手の状態を判断し、高齢者の為の講習を行う事で高齢者の方が運転を今後も続けていいのかの一つの判断基準となるものです。

ではどんな検査をするのでしょうか。この検査は全部で3つです。では、一つずつそれぞれ見てみましょう。

時間の見当識

 まず、一つ目に時間の見当識というものがあります。これは、簡単で3分程で終わります。今の時間や日にちを覚えているかというものです。その為検査当日の日にちや時間を答える検査です。

・今年は何年ですか。
・今月は何月ですか。
・今日は何日ですか。
・今日は何曜日ですか。
・今は何時何分ですか。

というような質問に対し解答欄に記載します。
日にち

認知症かどうか以前の基本的な事に対する質問です。

手がかり再生

これが一番大切な検査かもしれません。その為この検査に15分程時間を要しますし、点数配分も全体の6割とされています。

絵を覚えます

試験管が4つの絵が書かれた紙を4枚提示します。その後、試験管が手がかりをいいますので、その手がかりとともに覚えていきます。

こちらはパターンAで、他にB,C,Dまであり実際の試験ではどれが出るのかはわかりません。

介入課題を行います

一旦絵からは離れます。

離れますというより、この介入課題をすることにより先ほど覚えたイラストを頭の片隅にストックできているのかどうかを試す為に、このどうでもいい介入課題を行います。

数字のたくさん記載された紙が配られます。試験管が数字を指示するのでその数字を車線で消していきます。ちなみにこれは介入課題の為、採点には含まれません。
介入問題

この介入課題は単純ですが、指示した数字を消す

このことに神経が集中してしまいますので、先ほど覚えたイラストを出来るだけ忘れさせる罠とも言えます。

絵を思い出します(前半)

覚えた絵を思い出し、ヒント無しで解答用紙に記入します。

いかがですか?

全てを思い出せましたか?

先ほどの介入課題のせいで何個か思い出せない方もいるのでは?

ヒント無しですと、16個全て回答するのは難しいかもしれませんね。

絵を思い出します(後半)

覚えた絵を思い出し紙に記入しますが、ヒント有りです。
回答3
試験管がヒントを出し、それを聞いて紙に回答します。

例、

絵の中に乗り物がありました。それは何ですか?
絵の中に昆虫がいました。それはなんですか?
絵の中に花がありました。それはなんですか?

などヒント無しに比べると忘れたものを思い出すかもしれませんね。

時計描写

時計
最後が時計描写です。これは空間認知能力、構成能力、数の概念の理解において異常がないか調べるものです。

時計を描く

紙に円を描き、その中に1から12の数字を描いて時計を作ります。

時計の針を描く

試験管が指示を出した時間を時計の中に描きます。

自分が書いた時計に指示された時間を間違いなく記入するというテストです。

これは約2分で終わります。

まとめ

この検査の結果は点数で表され、76点以上なら記憶力、判断力に問題がないとされます。

49点から76点は少し認知機能の低下の疑いがあります。

49点以下は認知症の可能性があります。

49点以下の場合は、臨時適正検査か、医師の診断が必要になります。

この検査を全く知らないで検査を受けに行くのは不安も大きいでしょう。

不安を減らす為にもどんな検査をするのか事前に知っておくことは大事だとは思いますが、この認知機能検査を事前に行う事は別の意味があります。

それは事前に行う事により家族が本人の今の現状を知る事が出来るからです。

大事なのは決して事前に行う事によってカンニングして検査をパスしやすくすることではありません

何度やっても49点以下の場合は運転することを諦めてもらう為に家族の口から伝える事に意義があるからです。

「テストでわかるようにおじいちゃんは認知症の疑いがあるから運転はもう止めようね。」

と現実を伝え自身の現状をわかってもらい一番信頼できる家族からの忠告であれば受け止めてくれる可能性が高いからです。

そして出来れば高齢者の子つまり50代位の方が事前にテストしてみる事をおすすめします。

そうすれば認知症検査の信頼性が増し高齢者との違いを認識する事ができるからです。

下記リンクから認知症検査試験をダウンロードできますのでご参考下さい。

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