中年女性の大多数は尿漏れに悩んでいる!原因を知り対策を

女性も中年となると、健康を気にする年齢となってきますよね。
中年女性の悩みの一つに、「尿漏れ」があります。
これ、わたしもアラフォーなのでめちゃくちゃわかります。
中年ともなると、尿意があるわけではないのに、ちょっとした拍子に尿漏れを起こしてしまうのです。





尿漏れした瞬間に気づく時もあれば、トイレに行ってみて、はじめてモレに気づくなど、症状はいろいろですが、ショックなことには変わりません。
はじめは尿失禁かと思いました。でも、何かちょっと違う。膀胱炎など、何かの病気じゃないかとネットや本で調べまくりました。
そこで分かったことがたくさんありましたので、記事にまとめてみました!
尿漏れで悩む中年はどの位いる?
自分が尿漏れで悩んでいる…。そんなことは、友達や家族にすら話づらい症状ですよね。
尿漏れが嫌で、一時期生理でもないのに生理用ナプキンを持ち歩いている時もありました。外出時にモレが起こると、それはそれは大変なことになってしまいますので。
スカートならばまだいいのですが、ズボンをはいているときの尿漏れは、本当に冷や汗ものです。
特に、風邪をひいているときはくしゃみやせきが我慢できず、尿漏れを起こし大惨事になりがちでした。
そんな経験もあり、自分が尿漏れで悩んでいることをオープンにできずに人知れず悩んでいる中年女性は意外といるものです。
中年女性ど真ん中の40代の女性では、なんと50%、約半数の人が、尿漏れを経験したことがあるというデータがあります。
実に二人に一人!
女性会社員やママ友の集まりの中で、実に半数は尿漏れしたことがあるってことですね。実はあの人もこの人もかもしれない!笑
そう思うと、中年女性の意外とありふれた悩みなのかもしれません。
年齢的にはいつなりやすい
尿漏れの症状は、いつごろなりやすいものなのでしょうか?ここにデータがありますが
30代…30%
40代…50%
50代…45%
60代…35%
70代…30%
なんと、早い人は20代から尿漏れを経験しています。30代で30%、中年世代真っただ中の40代が一番多くなり、徐々に少なくなっていきます。
意外にも、60代以降は減っています。これは、更年期障害とも深くかかわりがあるといわれていますね。
筋肉の衰えと、子宮の収縮、位置の変化などで、尿を締め付ける筋肉が弱くなるのが原因です。
尿漏れになりやすいのは、40代~50代の、更年期障害もある年齢層ということになりますね。
尿漏れになる原因は?
この中年女性の尿漏れの原因は何でしょうか?
原因は複数あります。
まず一つは、「腹圧性尿失禁」と呼ばれる症状です。
なかなか聞きなれない症状ですが、 中年女性の尿漏れのほとんど(約8割)が、このタイプになります。
要は、骨盤底筋という、骨盤にある筋肉が年齢とともに衰えてきたことにより、何かの拍子に筋肉で尿を止めることができずに、ちょっとモレてしまう、というのが原因です。
よくあるのが、せきやくしゃみをした瞬間に漏れるというもの。
わたしもこのタイプです。
特にくしゃみはヤバいです。わかっていても、モレてしまいます…。
他にも重い荷物をよっこらしょ、と持ち上げた瞬間や、スポーツで腹筋を使った時など、「お腹に力を入れた時」に起こることが多いようですね。
そしてもう一つは、「切迫性尿失禁」と言われるもの。
腹圧性尿失禁は尿意がないのにモレてしまうのに対し、
尿意があるのに、トイレに行くまでに間に合わずモレてしまうものです。
膀胱が過敏になると、起こる症状で、おしっこをしたのに、すぐに尿意が再び起こったりする(頻尿)やっかいな症状なのです。
尿漏れの原因は様々ですが、年齢による筋肉の衰えからくるものと、
妊娠出産により骨盤が緩んだことにより起こるものと、複合的な原因が考えられます。
私自身も、尿漏れが始まったのは、子供を出産してからですね。
要は、尿を止めている筋肉や弱り、きっちり止めることができなくなっているという事。ゆるんだ蛇口のようなものです。
しかし、骨盤底筋を鍛えることにより、尿漏れは防ぐことができますよ!
まとめ
中年女性の尿漏れについて、記事にまとめてみました。
●40代の約半数は、尿漏れを経験していること。
●原因は、骨盤底筋の衰えが大きい。
一見すると自分が尿漏れしていることはなかなか人に言えず、恥ずかしいかもしれませんが、ナプキンを持ち歩いたり、骨盤底筋を鍛えたりすることで、症状を軽減することができますので、少しずつ対策をしていきましょうね!
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