おでんの大根は冷凍してから調理すると味の染み込みと食感が激変!
徐々に冷えてきて秋から冬の移り目を感じる今日この頃。
おでんが恋しくなってくる季節ですね。
おでんと言えば、私は卵と大根がないとおでんの気分に浸れないのですが皆さんはいかがでしょう。
特に大根はおでんの具の中でも定番中の定番ですよね。
大根が無いおでんはおでんではないですよね。
おでんの具は日本各地で微妙に違っていますが、おそらく大根が入っていないおでんは存在しないのではないでしょうか。
この大根のつゆの染み込み具合で、作り手の腕がわかるのも確かです。
ただ、それがなかなか難しいのですよね。
夕食おでんにしようと作ったけど・・味が染みない
芯が硬い
子供に「コンビニのおでんの方が美味しい」と言われてしまった
などお困りの方は多いのではないでしょうか。
実はおでんの大根を早く染み込ませる裏技があるのです。
味を染みらせるには冷凍してから調理がオススメ
冷凍していない場合は圧力鍋が最短
次回のおでんの為にも下ゆでしてから冷凍がオススメ
今日はそんな手早く味が染みたおでんの大根を作る方法についてお話致します。
家庭で作るおでんの大根は一晩おかないと味がしみない?
おでんの大根といえば食べるまでに時間がかかるというイメージがありませんか。
一晩置くと美味しくなる料理はたくさんありますが、おでんも同じです。
特に柔らかくなり、味が染み渡るまでにはかなり時間がかかりますよね。
料理に手をかけている人は尚更作った後、忠実におでんを一晩寝かせていることでしょう。
その一晩楽しみにすることも醍醐味かもしれませんが、忙しい主婦には前日から下ごしらえはかなりしんどい事もありますし、そもそもその日に食べたくなってしまいますよね。
正直なところ、味の染みていない大根にはがっかりしてしまいます。
しみた大根は寒い冬で冷えた体も心も温めてくれます。
とは言っても時間がないので作ることを諦める事や、出来たものを買って済ませる方もいるかもしれません。
すぐ味を染みらせるには冷凍してから調理するといい
そんな時間がかかるイメージの大根ですが、簡単に味を染み込ませる裏技があります。
それは、大根を冷凍させてから調理することです。
これにより味の染み込み具合や食感が激変します。
大根の皮を剥き、調理したいサイズに切っておきます。
輪切りか半月切りがおでんにはいいですね。それをフリーザーバックなどに入れ冷凍庫に入れておきます。
凍った大根を取り出し、おでんを作る工程で凍ったままの大根を汁に投入します。
20分もすればしっかり大根の芯まで味がしみますし、柔らかくなります。
これは冷凍する事で大根の繊維が壊れ味が染みやすくなるからです。
もちろん、好みによって煮込む時間を変えれば好きな柔らかさや味付けにすることも可能です。
冷凍していなければ時短で圧力鍋
もし、大根を冷凍し忘れた場合や、急に食べたくなった日は圧力鍋を使用するという方法もあります。
圧力鍋はその名の通り、加圧する事によって煮込みや茹でる時間を圧倒的に短縮させることが出来ますので、大根も下茹でで圧力鍋を使用してもいいでしょう。
私も大根を冷凍していなかった時は圧力鍋を使用します。
本来かかる時間の1/3以下の時間で固い大根も柔らかくする事が出来ます。
作り方は至って簡単です。
まず、鍋に大根を入れ、鍋の1/3の量の水を入れ強火にかけます。
ロックがかかり蒸気が噴出したら弱火で3分かけます。
火を止め7分程蒸したら大根を洗って下茹で完了です。
大根もいい柔らかさになりかなり時短になるので圧力鍋もおすすめです。
圧力をかけている間に他の調理を行っていればあっと言う間です。
女性の中には圧力鍋が怖いという人もいますが用法を間違わなければ安全に手早く調理する事が出来ますし、ガス代の節約にもなりますので、圧力鍋は積極的に利用してみて下さいね。
余った大根は冷凍保存出来る?
さて、大根といえばまるごと購入する事が多いと思いますが大根ってとにかく大きくて余ってしまうことありませんか?
通常大家族でもなければ大根丸々一本は使いませんよね。
大体半分位にしておかないと他の具を入れる事が出来ませんからね。
またすぐ使おうと冷蔵庫に入れておいてパサパサに乾いてしまったり、腐らせてしまった事がある人も多いのではないでしょうか。
そんな時は冷凍保存をおすすめ致します。
使いたいサイズに切っておくのがベストなので、皮は剥いて使いたい用途に合わせて切ります。
輪切りでも半月切りでも大丈夫ですし、味噌汁用に薄くスライスしてもいいです。
それを同様に、フリーザーバックなどに入れて保存しておくと便利です。
また、下茹でしたものを冷凍保存する事も出来ます。
下茹でしたものを冷ましてから、キッチンペーパーで水気をとり空気の入らないジップロック、もしくはフリーザーバックなどにいれ冷凍庫にいれるだけです。
下茹でしたものの方が再度使用した時に美味しかった意見が多いので、下茹でしてから入れると尚良いでしょう。
大根はおでんの他にも、ぶり大根やサラダなど使い方も豊富ですので冷凍保存を上手く活用しましょう。
まとめ
働く主婦も最近多く、そんな方に時短調理法はかなり役に立ちます。
食べたいのに時間がかかるからと諦めてしまうのはもったいないです。
是非冷蔵庫の大根を冷凍保存して、味の染みたアツアツの大根を最速で楽しんでみませんか?
きっと子供や旦那の喜ぶ顔を見る事ができますよ。