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おひとり様の老後破産が今後激増!不安解消の為に今準備する事

最近では「おひとり様」という言葉が世間でも認知されてきています。

昔は結婚ができなかった人、あるいは離婚した人の事を「おひとり様」といい、どちらかと言えば見下げた言い方でした。

しかし現在ではあえておひとり様を選ぶ人も増えてきています。

歳をとると、誰でもおひとり様になる可能性があります。

例えばパートナーが亡くなったが子供たちとは同居しない、離婚した、結婚しなかった、子供がいない、親が亡くなったなど、おひとり様になる理由は人それぞれです。

今の時代誰もがおひとり様になりたくなくてもなる場合もあります。

おひとり様は気楽な反面、老後の不安は取り除けないものです。

「もし病気になったらどうしよう」

「お金が無くなったら?」

「痴呆症になったら誰が面倒見てくれる?」

などなど、一人だからこその不安があるものです。

特に自分一人だから、今、生きることができればいいやとのん気に構えていると老後に破産しちゃうということもあり得ます。

そこでおひとり様の老後破産について解説しますので、この機会に現在気楽なおひとり様はちょっと考えてみましょう。

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老後破産とは?

おひとり様老後破産
老後破産とは、老後にお金がなく破産状態で生きていかなければならない状態に陥った人のことを指します。

食費も光熱費さえ払うのが困難になり、病気になっても医療費もないので病院にかかることができず、食費もないので食べることもできず、つらい老後を送っているという人が最近では増えてきています。

さらにおひとり様だと、助けてくれる人もおらず、気がつけば孤独死していたということもニュースなどで報道されることもありますよね。

孤独死出典元:内閣府東京 23区内における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数

これは23区内だけのグラフですが、他の都市でも同じようなもので年々その数が増えていきます。

今後高齢化社会が進むにつれ更におひとり様の孤独死が多くなるのは火を見るより明らかです。

老後にかかる生活費

再雇用老人
若いころは体も元気で働きに行けば収入を得ることができました。

しかし歳をとると思うように働けませんし、雇ってくれるところも少なくなります。

生活費として必要なのは、衣・食・住ですね。

この三つで金銭的に大きく影響するのが食と住ではないかと思われます。

賃貸住宅なら家賃が必要ですし、持ち家だったとしても修繕費が必要になる場合もあります。固定資産税だって払わなければいけませんしね。

食べ物は節約しやすいところではありますが、歳をとると料理をするのも面倒になりますし、毎食、外食やお弁当ではすぐにお金が無くなっちゃいます。

服などは贅沢さえしなければ何とかなるものですが、何もかも我慢して家の中に引きこもっている老後って幸せなのでしょうか?

老後の収入は?

老後の収入は主に年金だけが頼りになります。

年金収入出典元:総務省統計局 定年前後のライフステージにおける1世帯当たり1か月平均の実収入

年金生活になりますと定年前の半分以下の収入となってしまいます。

あたりまえの事なのですが、あたりまえと捉える事が出来ない方が非常に多く、生活レベルはそのままだと毎月赤字となってしまいます。

年金生活収入出典元:総務省統計局 定年前後のライフステージにおける1世帯当たり1か月平均の可処分所得と消費支出

上図によると定年後の再雇用期間は何とかトントンですが、完全年金収入オンリーになると支出が収入を超えてしまう事がおわかりでしょう。

単月位ならいいかもしれませんが、毎月赤字だと貯金も底をついてしまいます・・・。

自営業の人は定年がなくいつまでも働けるかもしれませんが、歳をとっておひとり様になっても若いころと変わらず働けるとは限りません。

結局は老後の収入は年金のみ、後は貯金を切り崩していくしかないということになります。

収入と支出のアンバランスが老後破産に

では老後破産を避けて充実した老後を送るためにはどうすればいいのでしょう。

まずは今のうちに先のことをよく考えましょう。

年金定期便が届いているでしょうから、具体的に年金は月にいくらぐらい入る、何歳からもらえるなどを把握しておきましょう。

収入を把握したら支出も見直しましょう。

しょっちゅう旅行していたり、ブランド物の服やバッグや化粧品を買ったり、高級レストランで食事をしたりしていませんか?

収入より支出が多ければ破産するのは当然です。

そして働けるうちにしっかりと貯金しておきましょう。

余ったから貯めておくというのではなく、月々決まった金額を積み立てておくなど1年でどれだけ溜まるか、10年後にはいくらになるかなどを計画しましょう。

資産運用も一つの方法です。ためたお金を利息の高い物に投資して元金を増やします。

ただし、よくわからないまま言われたとおりに株に手を出したりするのは危険です。

先日もありましたが、マルチ商法のように最初に美味しいことを言ってお金を集める詐欺もあります。

今の時代は低金利ですので銀行に預けても雀の涙はおろかテントウムシの涙ほどしか利子が付きませんので、少しでも利回りの良いものに預けたいと思う気持ちは良くわかりますが、

上手い話には裏がある

のはこの世の常識です。

ですが、毎年毎年このような詐欺まがいのニュースがテレビで流れているにも関わらず、

自分だけは大丈夫

自分が取り組んでいるのは詐欺商品ではない

と根拠の無い自信をもっている高齢者が多いことからいつまでたっても詐欺は無くならないのです。

おひとり様は自分のお金は自分で守るしかありません。

辛い老後を送らなくても済むように、老後の生活設計をしっかりと立てておきましょう。

まとめ

おひとり様は自分の好きなように生きることができて気楽ですが、自分の身は自分で守らなければいけないというリスクもあります。

将来が不安なのは誰でも同じです。

目を背けるのではなく、現実を見て楽な老後を迎えられるように打てる手は打つようにしましょう。

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