加齢臭はどこから臭う?臭いの発生場所を特定しケアする事が大切
加齢臭に悩む皆様が意外に知らないこと、それはどこが臭いの発生源なのかという事です。
実際どこから臭っているかわからなければ対策のしようがありませんよね。
ただ自分から発する臭いって当の本人は気づかないことが多いのです。
もしかしたら年齢的に既に気を遣っている方も多いかもしれませんが、臭いの場所、原因の知識がなければ何をしていいのかわからないはずです。
またただ闇雲に対策してみても解決にはなりません。まずは加齢臭の発生しやすい場所を知り、正しく無駄のない対策を考えましょう。
- 加齢臭の発生しやすい場所は皮脂腺の集まっている所
- 発生場所を特定しケアする事が大切
以上の内容となりますので、加齢臭に悩んでいる方はまずその発生場所の特定をする事が大事です。
加齢臭の発生場所は?
加齢臭の発生場所はどこからだと思いますか?
恐らく脇や、耳の裏などは有名かもしれませんが、それだけではありません。意外に発生場所が多いのが加齢臭の厄介なところ。発生場所が脇や耳だけと思っていた方は油断禁物です。
加齢臭の発生する原因は皮脂腺にあります。この皮脂腺の中にあるパルミトオレイン酸という酸が過酸化脂質と結合することによって分解されます。
そして分解されたことによってノネナールという成分が発生するのですが、このノネナールが加齢臭の臭いのもとと言われています。
ということはお察しの通り皮脂腺が多いところは加齢臭の発生源になり得るところという訳です。
皮脂腺が多く集まる場所は、頭、Tゾーンと言われるおでこや鼻、首回り、耳の裏、胸、脇、背中と大部分が上半身に集まっています。
そしてその中でも1番臭くなりやすい場所が耳の裏と言われています。
もちろん下半身にも発生場所はあります。下半身は蒸れやすい陰部、足、膝の裏などが挙げられます。
何故そこから?
加齢臭がよく発生する場所にはもちろん理由があります。
皮脂腺が集まるところというのはもうお分り頂けたと思いますが、蒸れやすく、汗をかきやすいところ、逆に肌を露出して紫外線を浴びるのも原因の一つになります。
蒸れが臭いの原因になるのは想像に容易いかもしれませんが、紫外線が原因というのはなかなか知らない人の方が多いのではないでしょうか。
というのも皮脂腺は紫外線を浴びると肌を守るためにフル活動します。そして汗をさらにかくことで臭いを発生させてしまうのです。
その為、露出している場所また逆に蒸れて通気性の悪い場所と身体のパーツによって臭いの原因は変わってくるのです。
加齢臭の臭いで有名な耳の裏は皮脂腺が集まりやすいのにもかかわらずあまり意識して洗われないということ、またすすぎ残しによる皮脂の詰まりも原因と言われています。
自分ではわかりにくいのでケアを大切に
加齢臭の発生場所はこれで知っていただくことが出来ましたが、臭いというのは当の本人は気付きづらいものです。
また少し臭っているかもと自分で気づいたら、それはかなり臭っているという事です。
でもそれでは手遅れですよね。なのでこういった臭いの対策は一回や二回したから良しというものではないのです。その為、日頃のケアが大切になります。
加齢臭には様々な要因があります。汗や脂が原因になるので食生活を見つめ直すことも必要です。脂っぽいものを多く摂っていれば自然に加齢臭も発生しやすくなります。
運動不足もその一つ。定期的に汗をかいて循環させるのも大切なのです。
そして、やはり清潔でなければ香水など、何をふりかけようとただ臭いを隠すマスキング行為にしかなりません。隠せればまだマシですが加齢臭と香水などの香りが混ざったら逆効果もいいところ。もう迷惑行為になりかねません。
そのため、日頃から清潔を保つことも対策の一つなのです。香水などの香りを使用する場合は出来る限りシャワーを浴びてからつけるようにしましょう。
まとめ
加齢臭の発生場所はこれで理解して頂けましたでしょうか?
発生しやすい場所は意外に多いということもこれで理解出来たと思います。今まで臭い対策で香水をつけすぎていたり身体の臭いやすい場所を考えずむやみに対策をしていた人は是非改めてみましょう。
加齢臭の発生場所を押さえて、やりすぎない対策をとりましょう。
そして特に発生しやすい場所はこまめに拭くなどして清潔を保つようにしましょうね。
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