オクラプランターでの上手な育て方のコツは?支柱水やり肥料は?
夏の代表的な野菜のオクラ。
あのネバネバしたところがたまらず好きという方もいることでしょう。
もちろんお店屋さんでも販売されていますが、オクラを自分で作ってみたいと思いませんか?
オクラは意外と丈夫で、寒さには弱いですが暑さにはめっぽう強いのです。
その為家庭菜園初心者の方でも簡単に実を収穫する事ができますので、今年の夏こそはオクラを育ててみませんか?
オクラは栄養価の面でも優れていますし、ネバネバする食べ物は疲れた中年にこそ食べてもらいたい野菜です。
以外にもオクラはプランターを使えば日当たりの良いベランダでも作ることができます。
そこでプランターでオクラを作る手順や注意点を解説したいと思います。
プランターで作る場合の注意事項
まずオクラは結構大きくなります。
根もがっちり張りますし、葉っぱも大きいです。
高さも1m近くまで伸びます。
その為根が大きく張れるようプランターは深く大きめのものを選ぶようにしましょう。
・ポット型なら、オクラ1株当たり直径30cm以上 高さ30cm以上
・横長プランターなら、オクラ1株当たり(株間30cm程)幅30cm以上 奥行き30cm以上 高さ30cm以上
プランターの大きさが小さいと、丈夫な苗になりませんので注意が必要です。
大型のプランターを使うと土も多くなりますし、オクラは水分をかなり必要としますので重くなってしまいます。
設置場所の注意点として、移動が困難になりますので、最初に設置する時に日当たりや風通しがよく、かといって風が当たりすぎるところは避け、お手入れがしやすいところに置くようにしましょう。
エアコンの室外機のそばはNGですよ。
底石
プランターの底には底石と言われる石を、3cm~5cmの厚さになるように敷き詰めます。
これは水はけを良くするためで、底石の上に野菜用の培養土を入れるようにしましょう。
オクラの苗を買ってくる場合は、緑色が濃く枝が太くまっすぐしたものを選びます。
本葉が3~4枚出ているものがいいでしょう。
支柱
プランターにオクラの苗と同じぐらいの穴をあけ、根を傷つけないようにしっかりと植え付けます。
根は崩す必要はありません。
水をしっかり撒いてからオクラが風で倒れないように支柱にくくり付けます。
オクラの横に支柱を立てひもでくくり付けます。オクラの茎が折れないようにゆるめにくくります。
成長に合わせてひもの位置を変えたり、ひもの数を増やしたりします。
とにかく倒れないようにするのが目的です。
水やり肥料
追肥は実がついてから与えます。
2~3週間に1回程度で構いませんが、葉っぱの勢いがないようなら様子を見ながら肥料を追加しましょう。
肥料というものはたくさん与えればよいというものではなく、与えすぎるとメタボになってしまい病気になってしまいます。
一度にたくさん与えるぐらいなら少しずつ様子を見ながら与えた方が無難です。
次に水やりですが、プランターは土の量が少ないため土が乾燥しないように特に注意してください。
朝、夕二回程度たっぷりお水を与えます。
特に収穫最盛期には多くの水を必要としますので乾燥させることがないようにこまめに水を撒きましょう。
収穫
花が咲いてから1週間~10日ほどで収穫時期を迎えます。
取り忘れるとどんどん大きくなり固くなって食べることができなくなります。
収穫が遅れるぐらいなら小さいうちに取ってしまいましょう。
10㎝~15㎝位になってしまうと食感が悪く硬くなってしまいますので10㎝以下で収穫しましょう。
立派に大きく育つと花が次から次へと咲き乱れます。
まとめて収穫するより毎日少しずつでも収穫したほうがやわらかくて美味しいオクラが食べられます。
完全に取り忘れて長さが15cmを超えてしまった場合は、それはそのままにしておいて下の方の実を取るようにします。
取り忘れの実は、やがてサヤが茶色く変色してきます。
茶色くなったら取って中を開けると種が入っていますので、乾燥させて保存しておけば来年の種として使うことができますよ。
まとめ
オクラは寒さに弱く、夏から秋までしか収穫できません。
あのネバネバは夏バテ予防にもなりますので、自分で作って毎日新鮮なオクラを食べて暑い夏を乗り切りましょう。