圧力鍋で調理する際危険な2つの食材とは?用法を守って楽しく料理を!

圧力鍋といえば、なんと言ってもその楽さと時短が売りで、忙しい主婦の味方ですよね。

特に煮込まなきゃいけない料理や、火のとおりにくい野菜を調理する時は本当に役に立ちます。

仕事から帰ってきて、下ごしらえからなんて時間も気力も足りません。

そんな便利な圧力鍋ですが、必ずしも全ての食材に使えるわけではありません

使えないものもありますし、使うと危険なものもあります。

大きな事故に繋がらないよう事前に知っておく事が大切です。

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圧力鍋は用法や食材を守らなくては危険

圧力鍋

まず、自宅に圧力鍋をお持ちの方は必ず付属の説明書を確認してみて下さい。

また、これから購入を考えている方も必ず中の取扱説明書は1度目を通しておく事をおすすめ致します。

圧力鍋に限らず、なかなか説明書って読まずにどこかに置いてしまったり、箱に入れたまま仕舞ってしまいがちですよね。

ですが、圧力鍋は時短やガス代の節約など、沢山のメリットがある分、高圧で調理するという危険と隣り合わせの調理方法だという事を忘れてはいけません。

実際に圧力鍋による事故は多く、死亡事故も挙げられています。

知らなかったでは済まない事も起こりうるので注意して使用するようにしましょう。

2013年のボストンマラソンではゴール付近で爆弾テロ事件が発生し凶器として使われたのが圧力鍋を利用した即席爆発装置でした。

用法を守らなくては大事故につながる恐れがありますので、用法はしっかりと守る必要があります。

危険な食材1. カレールーなど粘度の高いもの

カレー

危険な食材の1つ目は、粘度の高いものです。

粘り気の強いものになります。

まず代表的なものはカレーのルーです。

これに伴い、シチューなどのルーも同じです。

とろみが出るものは気をつけるようにしましょう。

味噌もあまりおすすめ出来ません。

これも粘度の高いものにあてはまります。

とろみもそうですが、中で膨らむようなもの、泡立つようなものも危険です。

重曹や、酒類、油も大量に入れないようにしましょう。

これらを入れる時は加圧が終わってからにしましょう。

危険な食材2. 豆類

そして2つ目は豆類になります。

実はこの豆類が一番事故の多い食材になります。

豆類は圧力をかけると膨らみますよね。

特に豆類を調理する時は結構量を入れがちになります。

規定の量を守れば大丈夫ですが、規定の分量を超えないようにしましょう。

水と豆を入れて、鍋の4分の1を超えないようにするのがポイントです。

豆類のように膨らむ食材は他にもあります。

ついつい入れてしまいがちな竹輪やおもちもそうですし、パスタのような泡立ちやすいものも入れないのがベストです。

また、皮膜に覆われているような食材も注意が必要です。

この辺のものは圧力鍋を使用しなくてもそんなに時間がかからない食材ですので危険要因は避けるのが無難です。

これらは蒸気を逃がす穴を塞いでしまうことで事故になる

爆発

これらの粘度の高いものや、豆類などに共通して言えることは、とろみ、膨らみ、泡などにより、蒸気口を塞いでしまう可能性がある事です。

蒸気口が塞がってしまうと、中で加圧した為出来た蒸気の逃げ場がなくなってしまい、圧力鍋の中に溜まります。

それが爆発を招いたり、中の蒸気が勢いをつけて噴き出すこともあります。

火傷や大きな事故に繋がる事もありますので気をつけましょう。

その為、調理中はその場を離れず常に異常がないかどうか確認するようにしましょう。

また、圧力鍋の危険な食材もそうですが、使用前に圧力鍋の部品に問題がないか確認をすることをおすすめ致します。

特にこの蒸気口のノズルに何か詰まっていないか事前に確認する事が大切です。

これは各圧力鍋の注意事項として必ず取扱い説明書に記載されていますので間違いなく行いましょう。

まとめ

 圧力鍋は、面倒な煮込みや、火のとおりにくい野菜などを通常にかかる時間より3分の1位の早さに短縮してくれます。

という事はそれだけ熱く、かかる圧力も想像以上です。

一歩間違えればかなり危険です。

便利な家事の味方が、間違った使い方により大きな凶器になる事もありますので、よく使用方法を確認しておきましょう。

また、圧力鍋の種類によっては注意する点や使用方法、部品が違う事もありますので、必ず圧力鍋に付属している説明書をよく読んで使用上の注意を守るようにしましょう。

ここまで何か脅しのような文面がならんでいるように思うかもしれませんが、それは毎年圧力鍋の間違った使用法により不幸な事故が起きているからです。

使用具材や食材をよく注意すればこれほど快適便利な調理器具は有りませんので是非正しい使用方法で安全に圧力鍋を使ってみていただければと思います。

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