高齢者危ない運転と兆候を家族が察知して運転させない事が大事

2019-06-18

車事故
高齢者が運転をする上で心配になってくるのが、やはり交通事故です。

家族ももちろん心配でしょうし、本人も怖いと感じている事もあります。

また、家族の中では年寄り扱いするなと本人が自覚していない事もあります。

事故が起きてからじゃないと気づけないかもしれませんが、それでは遅いですよね。

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久しぶりにおじいちゃんの運転で横に乗ったが怖い!
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何故かフラフラ走行する
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信号無視とかコワ過ぎ!
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このまま運転させていたら危険かも・・・

高齢者の運転で見えてくる兆候を知って、事故を起こさないように事前に対策をとるようにしましょう。

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年々増える高齢者の事故

高齢化社会と言われる近年、高齢者が運転する機会も多くなってきました。

内閣府の発表では、今年、約4人に1人は高齢者であり、人口の27.3パーセントが高齢者であるといいます。

日本の人口が年々減ってきている中、高齢者は増え続けており今後もっと総人口のうち高齢者は増えるといいます。

高齢者人口
画像出典元:総務省統計局

そしてその高齢者による運転も増えており、75歳以上の運転免許保有者は約513万人と3人に1人の割合です。

そして高齢者による交通事故も、75歳以上の運転による死亡率を見ると、75歳未満の人による運転の2倍にもなっています。

全体の交通事故死亡件数は減ってきてはいるものの、高齢者による事故は後を絶たないのが現実なのです。

この動画はニュースでも散々流されていましたので、見たことがあるとは思いますが、とにかく恐ろしいの一言です。

後ろの走行車がドアミラーを覗いたところ運転者も同乗者も老人だったようです。

対向車で走っていた人はさぞかしこわかったのではないでしょうか。

信じられない事ですが、動画を見ていると、運転していた老人は故意で対向車線にはみ出たり信号無視したりふらついたわけではないようです。

今自分が何処へ、何処の車線に、どのように走行すればいいのかわからないように感じます。

原因は運転手の老化にあるのかもしれません

兆候1. 走行中ふらつく

そんな高齢者による事故で多く見られる原因は兆候として表れてきます。

まず1つ目は走行中のふらつきです。高齢者になると、個人差はあるものの老化は避けられません。

空間認識能力が欠如することによる事故が多く見られます。

自分はどこの車線を走行するべきなのか?

自分はこの車線のどこを走行するべきか?

日本では車は左側通行が当たり前ですが、空間認識能力が欠如してくるとこのあたりまえの事ががわからなくなるものです。

この空間認識能力とは、物と物の間隔や距離感が掴めなくなってくるものですが、視力の低下によるものや、認知症の初期兆候もその1つになります。

脳の機能が低下することにより、物体の形状や状態などの判断力が出来ず走行中にふらつく事に繋がるのです。

兆候2. 前しか見ずに後ろや横を見ない

兆候の2つ目は、注意力の低下です。

運転をする時は、進行方向の前だけではなく、横からの車や歩行者、またバックミラーやサイドミラーを使って後方からの車などを常に周りの状況を把握しなくてはなりません。

高齢者の運転に多く見られるのが、この色んな方向を同時に確認をし、危険要因がないか判断出来ない事です。

その為、自分本位な運転になりがちです。

この運転が大きな事故に繋がることがあるのです。

またこれに合わせてハザード知覚が衰えているとも言われています。

ハザード知覚とは危ないとか、危険!と思う感覚の事を言うのですが、例えば横から車が割り込んで来たら危ない、と思えるのに後ろや横から来た危ない運転に危ないと思えないという事です。

これも大きな兆候の1つです。

自動車レースの最高峰のF1(フォーミュラーワン)でもバックミラーが必ず付いています。

それは後ろの状況を確認しながら運転しているからです。これでバックミラーが無ければ、事故だらけでレースが成立しません。

あの信じられないスピードで走りながらも、ドライバーは常に後ろの状況を確認しているのです。

兆候3. 標識を認識する事が出来なくなる

そして3つ目は標識を認識する事が出来なくなることです。

標識はその大きさから高齢者でなくても気づけなかったというケースがたまにありますが、高齢者にもやはり当てはまります。

また、信号も同じです。特に高齢者はぼんやり運転も多く、他に意識が働いていたり、スピードは出していなくても、交差点や一時停止時に減速をしていないことがあります。

そのせいで標識や信号を見落としてしまいがちになります。

また、同じく老化による視力の低下により、標識などに気づけず、違反をしてしまうことが多々あるのです。

まとめ

近年、高齢者の運転が多く見られるようになりましたが高齢者の家族だけでなく、高齢者の運転にヒヤッとさせられたという声も沢山挙げられています。

このような兆候が本人、または家族に出てきたように感じる場合は、一度運転を控えるようにする、家族で運転について話合うなどして対策を考えるようにしましょう。

事故が起きてからでは手遅れですので、周囲の人もこういった兆候がないか敏感に観察するようにしましょう。

先ほどの動画でも一番恐ろしいのは実は同乗者がいながら、同乗者も高齢で正確な判断が出来ていなかったことです。

同乗者がしっかりしていれば、

「そっちの車線は走っちゃダメ!」

「ふらふら走らないで車線の中央を走行して!」

「一時停止はちゃんと止まって!」

など激しく注意できたはずですが、動画を見ていると同乗者も全くあわてることも無く、ただ座っているだけのようにしか見えないのです。

つまりは同乗者ももしかしたら、老化により正確な判断が出来ていなかった可能性があるのです。

車の運転の場合一瞬でも気を抜くと即事故につながる恐れがあります。

今後高齢化が進む日本では残念ながらこのような高齢者による危険運転が増える恐れがあります。

高齢者がいるご家庭ではよく話し合い「ちょっと様子がおかしいな」と感じる事があれば認知機能検査テストをすぐしてみる事をオススメします。

本人や周りの人を不幸にしたくないのであれば、勇気をもって運転させない事も愛情といえるかもしれません。

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