メキシコ死者の日に骸骨の仮装をする訳は故人と楽しい時間を過ごす為
メキシコに行ったことのない人でも「死者の日」という言葉と骸骨の仮装は、テレビなどで見聞きした事があるのではないでしょうか。
その名や骸骨といったイメージから日本にはないおどろおどろしい印象もあるかもしれません。
死者の日のイベントを見るために世界中から観光客も訪れる一大イベントの1つ。
一見すると死者の日はハロウィーンのメキシコ版?と思っている方もいるかもしれませんが、全く違うものです。
死者の日は11月1日と11月2日に開催されます。
今回はそんなメキシコの死者の日の仮装や骸骨についてお話致します。
何故骸骨メイク?
まずこの死者の日で1番目を惹くのは、仮装の骸骨メイクだと思います。
ハロウィーンではモンスターやおばけだけに限らずアニメキャラクターや完全受け狙いなど色々な仮装をするのが特徴なのに比べ、死者の日では骸骨メイクが絶対の基本です。
何故骸骨のメイクをするのでしょうか?
これはメキシコの死生観に関係しているのですが、骸骨は当然死者を表しています。
メキシコは死を終わりとは考えておらず、死の先には死の世界があると考えています。
そしてそんな死の世界は遠い世界ではなく身近であり怖いものでもなく楽しい世界だと考えられています。
特に何かと制限される現世よりもより自由で謳歌出来る世界です。
死に対し重く捉えず、たまに茶化したり、愛しく想ったりするものなのです。
死者の日になると死者が現世に帰ってくるのでその日は死の世界も現世も繋がり無礼講という事で、死者と一緒にお祝いを楽しむ為、骸骨のメイクをするのです。
それは死者への敬意でもあり、死が身近にあるものという意識でもあるのです。
2018年3月日本公開の「リメンバー・ミー」は死者の日が元?
2018年3月に日本でも公開されたピクサーの「リメンバー・ミー」ですが、この映画でも沢山骸骨の姿をした死者が出てきます。
また死者の日に飾るオフレンダという祭壇や、死者の日ならではのマリーゴールドが映画の中でも美しく描かれています。
死者の日を理解するのに、1番最適ですし、メキシコならではのカラフルさ、メキシコ人の死生観、また背景を知る事が出来ます。
主人公が死の世界を訪れますが、日本では考えられないような世界観なので面白いと思います。
結構忠実に描かれている映画なので、まずこれを観てからメキシコに訪れるのもいいかもしれません。
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メキシコ人らしい明るい骸骨との接し方
まず、骸骨は怖いものではないと思うことからです。
日本では骸骨というとホラーに繋がりやすいですが、メキシコの骸骨は陽気です。
お酒も呑みますし、ダンスもすれば楽器も弾いてオシャレもします。
そもそもこの骸骨は歴史的な背景もありますが、1870年代から風刺画で作品を世に出していたホセ・グアダルーペ・ポサダの影響もあります。
今日も今日とて死について考える君には、メキシコの死者の日がお似合い?マリーゴールドの香りを頼りに手漕ぎボートでハニツィオ島へ渡ろう。お祭りの主役は骸骨の貴婦人カトリーナ。時の独裁政権を皮肉ったホセ・グアダルーペ・ポサダが生みの親。ディエゴ・リベラの偉大なる先駆。#WatchingGirl pic.twitter.com/Lf1o4DoTDg
— lesona (@lessonno2) 2018年9月8日
彼が描いていた骸骨には皮肉も込められており、人間は豊かでも貧しくても、死んだらみんな骸骨になるという意味があります。
みんな平等で同じ、そんな事は気にせず楽しく過ごそうというように骸骨には明るいイメージがあるのです。
派手な衣装と表情のある骸骨を見ていると自然と骸骨は怖いものというイメージが払拭されませんか。
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楽しい骸骨グッズ
メキシコには沢山の骸骨グッズが売られていますが、何よりもカラフルでポップなのが特徴です。
陶器で出来た置物が主流ですが、頭だけの物、全身で楽器を弾いているもの、アステカ時代の死の女神カトリーナを表したエレガントな骸骨など、とにかくその表情と色合いに見ているこっちも楽しくなるものばかりですので、色とりどりの骸骨を是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
また、死者の日に飾る砂糖菓子カラベラスという骸骨もお土産には持ってこいです。
砂糖とアイシングですので食べるのはおすすめしませんが、可愛いお土産の1つです。死者の日にメキシコに訪れるとそこら中骸骨になりますので、まずは骸骨に慣れ身近なものに感じましょう。
意味を知ると、この骸骨達が堪らなく可愛く見えてくるでしょう。
まとめ
メキシコの死者の日は、世界中でも知られ人気のあるイベントです。
日本のお盆とは違い、しんみりのしの字も感じさせないメキシコ人らしいイベントに、死者を弔いながら参加してみませんか。
メキシコの死生観を知れば、世界観が広がるかもしれません。
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