築地本願寺盆踊り大会のおいしい屋台を混雑回避で楽しむ為には?

盆踊り

我々中年世代の夏と言えばどこの地域の、町内でもあちらこちらで盆踊り大会が行われていたものですよね。

しかし最近では盆踊り大会が行われることは少なくなってきたように感じます。

盆踊りは日本人の心のふるさと、盆踊りの太鼓の音や曲が流れると体がうずうずしてきますよね。

東京都中央区にある築地本願寺では毎年恒例の「第71回 築地本願寺納涼盆踊り大会」が開催されます。

境内には大きなやぐらが組まれ、提灯の明かりの元でみんなが円陣になって盆踊りを踊る。

まさに納涼盆踊り大会そのものです。

大江戸助六太鼓の奉納演奏やゆかいな仮装大会も行われるので見ているだけでも楽しくなります。

さらにこの本願寺は日本の台所築地市場から近いこともあり、築地場外市場に店を構える名店が屋台を出してくれますので、絶品の美味しいものを手軽に食べることもできます。

もちろん、かき氷や焼きそばなどの定番の屋台も多数出店!

その為この築地本願寺納涼盆踊り大会は別名「日本一おいしい盆踊り!」と言われています。

もちろん、本願寺派や仏教徒でなくても何処の宗旨宗派でも一切関係ありません。

おいしいものを食べながら日本の夏の風物詩を楽しんでみませんか?

そこで「第71回 築地本願寺納涼盆踊り大会」の詳細をご紹介します。

特に盆踊りそっちのけでもとにかく美味しい屋台がメインでこの築地本願寺納涼盆踊り大会に行く方はぜひ最後までご覧ください。

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開催概要

日程

2018年8月01日(水)~2018年8月04日(土)

時間

19:00~21:00 ※土曜日は18:00~20:30

場所

築地本願寺

住所

東京都中央区築地3-15-1(中央区)

お問い合わせ

築地本願寺奉讃会事務局 03-3541-1131
築地本願寺ホームページ

アクセス

東京メトロ日比谷線「築地駅」出口1より徒歩約1分

東京メトロ有楽町線「新富町駅」出口4より徒歩約5分

都営浅草線「東銀座駅」出口5より徒歩5分

都営大江戸線「築地市場駅」出口A1より徒歩5分

いずれの駅からも5分程度で着きますので公共機関である電車が非常に便利です。

昨年の屋台出店店舗

ここ最近の築地本願寺納涼盆踊り大会で出店するお店は、築地場外市場でも有名なお店15軒ぐらいだそうです。

2018年も味自慢のお店がずらりと並びそうです。全部食べたいですよね。
人気のあるお店を並べてみました。
・「松露」‥‥玉子焼き 
・「鳥藤」‥‥焼鳥
・「広洋」‥‥べったら漬け
・「きつねや」‥‥モツ煮込み
・「浜藤」‥‥すり身
・「築地天むす」‥‥天むす
・「管商店」‥‥シューマイなど
・「味の浜藤」‥‥マグロメンチカツ
・「紀文食品」‥‥練り物
・「和田久」‥‥だんご
・「近江屋」‥‥ステーキ
・「すし鮮」‥‥鮎塩焼き

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私個人的にはとマグロメンチと焼鳥とモツ煮込みとシューマイは絶対に食べたいと思います。

ビールやソフトドリンクもありますので、水分補給をしながら美味しいグルメを満喫しちゃいましょう。

よくあるかき氷や綿菓子などの露店も境内の入り口付近でやっていますが、メインはやはり老舗の屋台です。

境内にはテーブルと椅子も用意されていますので、まさに食べるために盆踊り大会に来ていると言ってもOKですよ。

屋台を楽しむためのポイントは時間

せっかく屋台目的で行っているのですから、美味しいものをゆっくりと味わいたいですよね。

テーブルや椅子は18時ぐらいから、どんどん埋まっていきます。

19時頃から人気の屋台は長蛇の列です。

やっと購入できたもののテーブル席が空いてなくて、立ったまま、あるいは隅っこでしゃがみこんで食べなければいけないという羽目になっちゃいます。

テーブルに座りたい人は出来れば17:00頃までには現地入りして席を確保しておくことをおすすめいたします。

最悪遅くとも17:30までには現地に到着するようにしましょう。

何せこの築地本願寺納涼盆踊り大会は日本一おいしい盆踊り大会の屋台なので、一年間待っていた方ばかりなのです。

近隣の方だけでなく近県の多くの方々がこのおいしい屋台を目指してやってきます。

出来るだけ多くのお店の絶品料理を食べたいと思うならとにかく早すぎてもいいので早く来て席を確保し日本一おいしい屋台を十分に堪能していただきたいと思います。

何故日本一美味しい盆踊り!と呼ばれる?

築地本願寺盆踊り大会では、おいしい屋台だけでなく本当は盆踊りがメインなのです。

物凄い人と熱気と情緒!!

盆踊りはThe Bon Dance Festivalと訳されますが、本当に日本が誇る Festivalですよね。

「築地音頭」「ホームラン音頭」「これがお江戸のボンダンス」「東京音頭」「炭坑節」などをメドレーで踊ります。

とても簡単ですから飛び込みで踊っても大丈夫ですよ。

さらに8月3日(金)には仮装して盆踊りに参加できます。女装や男装・コスプレ・着ぐるみなど好きな格好で踊っちゃいましょう。

大江戸助六太鼓の生演奏もあって色々楽しめる盆踊り大会ですが、やはりメインは屋台です。

近年はSNSの影響で外国人客も増えており、混雑がさらにひどくなってきています。

人気の築地場内市場の老舗の味をお手軽に楽しめるのですから、もう屋台を味わうだけでも行ってみる価値はありそうですよ。

築地本願寺ってなんでお寺なのに寺っぽくない?

誰もが築地本願寺を見て思う事は

ここは本当に寺?

自分が知っている寺とはずいぶん違う!

東南アジアの寺院?

本願寺って何?

など疑問に思うのでは

通常我々が思う寺のイメージはこのようなものなのではないでしょうか?

寺

しかし築地本願寺は随分と寺のイメージとは違ってはいませんか?

築地本願寺

そもそも外観が寺っぽくありませんよね。

昔々の江戸はとにかく火事が多く歴史的な施設の多くは火事で焼失しています。

築地本願寺もそうで何度も大火の影響で寺が焼失しては建て直しを行ってきたのですが、1923年の関東大震災にともなう火災で焼失したのを機に、建築史家の伊東忠太博士設計のもと、仏教伝来の地インドの古代仏教建築を模した外観となったのです。

そのため、築地本願寺は西洋っぽいのではなく、インドっぽい外観なのです。

江戸っ子は宵越しの銭を持たない

江戸っ子は宵越し(よいごし)の銭を持たないって聞いたことありますよね。

これはただ単に江戸っ子が気前が良いだけでは無くて、火事が大きく影響しているのです。

当時の江戸の庶民は木造の長屋に住んでいる人が多かったのですが、質素な木造なので、近くで失火するとあっという間にあたり一面燃え広がり長屋が焼失してしまっていたのでした。

長屋は密集していたこともあり、江戸では一年で何度も大火に見舞われていたことから家にお金をしまっておいても燃えて無くなってしまうことから、

燃えて無くなる位なら使っちゃえ!

となったようですね。

何度も消失した築地本願寺も外材に大谷石をふんだんに使い、火事に弱い木造から石造りになったのもしょうがないことなのかもしれませんね。

そんな事を考えながらこの築地本願寺納涼盆踊り大会を楽しむのもいいのではないでしょうか。

まとめ

築地本願寺納涼盆踊り大会は、「日本一おいしいお祭り」ではなく「日本一おいしい盆踊り」です。

やぐらがあって提灯があってと、まさに日本の盆踊り!と言った風情の中で、日本の自慢のグルメも味わっちゃいましょう。

これからの少子高齢化で若い世代が少なくなり、日本古来の伝統文化の数々がすたれていくのが不安視されていますが、夏の盆踊りや花火大会など後世まできちんと継いでいくべきものだと思います。

特に小さなお子さんがいる家庭では小さい頃から積極的にこのような所へ連れだすことによって若い世代が積極的に伝統文化に関わっていくものと思われます。

一度も行かれたことが無いという中年世代の方は絶対に一度はこの築地本願寺盆踊り大会を楽しんでおくべきです。

盆踊り大会なんてどこも同じようなもの、という考え方がきっと変わると思いますよ。

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