かかとのひび割れが痛い時に一番効果がある薬はワセリン!
かかとのひび割れって人には見えず、とても地味ですが痛いものです。
どうしても立ったり、歩いたりとかかとを使わない日はありません。
また自分の体重を常に支えているのもこの足の裏、かかとですよね。
そんな負担の計り知れないかかとがひび割れしたらどうでしょうか?想像しただけで顔をしかめてしまいます。
・冬は特にひび割れが!
・毎年気を付けているはずなのに・・・
・この痛み耐えられない・・・
このひび割れは結構経験している人も多いはずです。
肌のケアに敏感な方でも怠りがちなのがかかとです。
そうは言ってもひび割れてしまってからでは後の祭り。後悔していられません。
痛いのは我慢できませんのですぐに薬を塗って痛みから解放されたいものです。
今回はひび割れてしまったら何が効果あるのか、というお話を致します。
かかとのひび割れにいいのはワセリン
ではかかとのひび割れに効果があるのは一体何でしょうか?
それはワセリンです。
子供の乾燥肌やアトピーなどで一度は使ったことがある人もいるかもしれませんし、使ったことがなくても店頭に並んでいるのを見かけた事がある人は多いのではないでしょうか。
このワセリン、結構万能で当の私も色々な部位に愛用してあるいるお馴染みの商品です。
ワセリンには実は種類があります。ワセリンは石油から出来た天然のもの。
この原油を精製することによって出る不純物の中の油性の物質、ペトロラタムゼリーというものがワセリンの原料となります。
このペトロラタムゼリーの純度の高いものから低いものまでが世に出回っているワセリンになります。
純度が低いものから、黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトとあります。
安価でドラッグストアなどで買えるものが純度の低い黄色ワセリンと白色ワセリンです。
プロペトやサンホワイトは病院、皮膚科で使われているものになります。
ワセリンには特に肌のコーティング効果、肌を守る効果が期待出来ます。
その為角質で厚くなったかかとにも効果があるのです。
使ったことがある方は分かると思いますが、ワセリンの特徴はとにかく油分が多くべたべたしているところですので、すぐなくならないのでふんだんに使えるのも良いでしょう。
かかとにワセリンを塗り、靴下を履く。
靴下がベタつくのが気になるようであればワセリンを塗った後にサランラップで巻いてから靴下を履くという方法が1番効果を期待出来るおすすめの使い方です。
ワセリンは手軽に入手出来て良いが・・
このワセリン、何が素晴らしいかというとやはり手頃さになります。
少量だけでもかなり効果があるので持ちがいい。
その為コストパフォーマンスが良いのでかかとのような手強い乾燥にもふんだんに塗ることが出来るのです。
ただ勘違いされがちなのが、実はこのワセリン、保湿効果はあまりないのです。
その為、肌に浸透して保湿をするというタイプではありません。
肌の中に入りこんで保湿するというより、肌を強い油分でカバーするという効果の方が強いのです。
その為、肌を守る、荒れや乾燥がそれ以上酷くならないようにしたり、肌の中の水分を逃がさないようにするにはもってこいなものです。
ただ乾燥が原因のかかとには肌のカバーより、直接肌に潤いを与えたいものです。
ですので肌を潤すクリームと併用して使えばいいですが、ワセリンだけでは少し期待が薄くなってしまうかもしれません。
ワセリンの副作用は?
そんなワセリンには副作用もあります。
まず、考えられるのは油焼けです。
ワセリンを塗った状態で直射日光を浴びると、油焼けか起こり黒ずみやシミが出来る可能性があります。
日常的な日光くらいであれば大丈夫ですが、長く日に当たる時や、肌が弱い方には気をつけたほうが良いでしょう。
それから別の肌トラブルが起きる可能性もあります。
カバー力に優れているため脂性の方にはニキビが出来てしまう恐れがあります。
また厚く塗りすぎると肌のかぶれの原因にもなります。
使い方を誤れば肌を痛めつける可能性がありますので気をつけましょう。
他に良いのは?
では他によいものとは何でしょうか?
もちろんかかとのひび割れ専用のクリームを使うのはもちろんですが、結構高いものもあります。
出来れば変わらないくらいのお値段で見つけたいですよね。
ワセリンとあまり値段も変わらず、昔から馴染みの深い、そんな万能クリームがユースキンAです。
あかぎれや手荒れなどで有名なあの黄色いクリームです。
このクリームは特にワセリンにはない保湿力に優れています。
ビタミン系クリームとして肌の保湿力が高いのでかかとのひび割れにはよく効きます。また昔ながらで何だか安心感もありませんか。
まとめ
- かかとのひび割れにはワセリンがオススメ
- ワセリンには肌のコーティング効果、肌を守る効果が期待出来る
- しかしワセリンには保湿効果は無く油分でカバーが役目
- ワセリンは万能薬ではなく副作用もあるので注意
- ユースキンAとのダブル効果がオススメ
痛いかかとのひび割れ。
今まで何を塗ったらいいかわからないと痛みに耐え忍んでいた方はぜひかかとに潤いを与えることをまず始めてみて下さい。
有名なワセリンも肌を守るには適しています。
ただやはり副作用はありますので、塗るタイミングをお風呂上がりや寝る前にするなど工夫をするようにしましょう。
副作用はあるもののカバー力は絶大ですので、上手く付き合うのもいいかもしれません。
ユースキンAで保湿した後にこのワセリンを使ってダブル効果を狙ってみてもいかもしれません。