ゴーヤのワタと種は食べるもので捨ててはいけないって知ってた?
最近では夏の代表的な野菜としてゴーヤをよく見かけるようになりましたよね。沖縄や宮崎など南の方の特産品で、楕円形で緑が濃くイボイボした形が特徴のウリ科の野菜ですね。
病害虫にも強く葉が生い茂るツル状になることから、グリーンカーテンとしてベランダなどで育てる方も多いです。
独特の苦みがあり好き嫌いがわかれるところですが、ゴーヤには栄養素が豊富に含まれていて、美肌やダイエット効果も期待できるのです。
健康野菜のゴーヤですが皆さんは調理する時って、絶対ワタと種捨てていませんか?
実はワタと種にこそゴーヤの栄養素がぎっちり詰まっているのです。捨てるなんてもったいなさすぎ!
- ゴーヤは野菜の中でも特に中高年が摂るべき栄養素豊富
- ゴーヤのワタや種が苦いは嘘
- 捨てているワタと種にこそ栄養がある
- ゴーヤのワタと種の利用法
そこでゴーヤのワタと種の栄養素と使い方をご紹介しますね。
ゴーヤは総合健康野菜!中高年は特に食べるべき栄養素が沢山含む
ゴーヤと言えば別名はニガウリで、あの独特の苦みが特徴ですよね。
好き嫌いがわかれるところではありますが、好きな人は毎日でも食べたいと思われているのではありませんか?
ゴーヤには身体に良い栄養素がいっぱい含まれています。
まずはビタミンC。トマトの5倍も含まれているビタミンCは疲労回復や肌のシミ予防や改善など美肌効果が期待できるものです。
しかもビタミンCは熱に弱いのですが、ゴーヤのビタミンCは過熱しても失われることはありません。
つまり痛めても十分ビタミンCを取ることができるということです。
次にカリウムやカルシウムなどのミネラル成分も豊富です。
カリウムは利尿作用があり身体の余計な塩分を排出する働きを持っていますので高血圧の予防にもなりますし、体温の調節もしてくれますので暑い時期には積極的に取り入れたいものです。
カルシウムは骨を丈夫にしてくれ骨粗鬆症の予防になります。
食物繊維も多く含まれています。
食物繊維は便秘を解消してくれ腸内環境を整えてくれます。
腸がきれいになると美肌効果もありますが効率よく栄養を吸収してくれますので、余計な脂肪がつきにくくなりダイエット効果もありますので中年太りに悩む中高年には特に食べていただきたいと思います。
ゴーヤのワタや種が苦いというのは間違い!
よく料理本でゴーヤの苦みを軽減させるにはワタと種をきれいに取りましょうと書いてありますが、実はこれは間違いです。
一般的にそういわれているから実際食べていないけど苦いのだろうと決めつけているだけなのです。
ゴーヤの苦みの元はモモルデシンと言う成分でみどり部分の果肉の方にあるのです。
知っていましたか?
苦みの犯人はワタではないのです。
確かに若いゴーヤのワタと種は苦みが強いです。しかし常温で1日ぐらい置いておけば種部分はすぐに赤くなってきます。
赤くなったら完熟してきているということでむしろ甘ささえ感じるほどになります。
ゴーヤはすぐに黄色くなってしまいます。黄色い果肉は食べられないことはないですが歯ごたえがなくなってしまいます。
若いゴーヤを手に入れたならワタと種を取って別のところに置いておき、先に果肉だけを調理してもいいですね。
ワタと種の活用法
ゴーヤのワタには果肉の1.7倍のビタミンCが含まれているのです。
ただでさえゴーヤにはビタミンcが多く含まれていると言うのにワタには更に多くのビタミンcがあるのに・・・
皆さん捨てていますよね・・・
もったいない。
ワタは天ぷらにすればナスビのような食感になりますし、みそ汁の具としても最適です。
ゴーヤを使った夏野菜カレーの時にワタは取らずに種だけを除いて入れてみましょう。
もちろんゴーヤチャンプルーの時にワタごと使っても大丈夫ですよ。
そしてゴーヤの種は共役リノール酸と言うのが含まれています。
共役リノール酸は脂肪の吸収や蓄積を押さえる効果があります。つまりダイエットに向いているということですね。
種もそのままてんぷらや炒め物に使ってもいいのですが、ちょっと固さが気になるかもしれません。
多い目の油で揚げ炒めをしておくと使いやすくなります。揚げ炒めをしてから塩を振ればおつまみやおやつになりますよ。
まとめ
ゴーヤの果実は元より種もワタも優れた栄養素を持っています。捨てるなんてもったいないですよ。
ぜひゴーヤを丸ごと、味わって南国の大空のように晴れやかで健康的な身体を目指してくださいね。
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